大谷がトップと1本差に迫り、マンシーは1試合3本塁打で大谷らと並ぶ。ルッカーは1イニング2本塁打
5月4日、大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)は、シーズン8本目のホームランを打ち、同じ試合に出場していたマーセル・オズーナ(アトランタ・ブレーブス)との差を1本に縮めた。
また、大谷のチームメイトであるマックス・マンシーは、6本目と7本目と8本目のホームランを打った。この試合のホームランは、両チーム合わせて5本。マンシー、大谷、アンディ・パヘズ、マンシー、マンシーの順だ。
パヘズのホームランは、通算4本目。パヘズは、4月16日にメジャーデビューした。4月16日~5月4日のホームランは、大谷とマンシーも4本だ。
マンシーは、試合が始まる前の時点で、通算185本塁打だった。そのなかに、1試合3本塁打はなかった。大谷は、前日の時点で、通算178本塁打。こちらも、1試合3本塁打は、まだ記録していない。
ナ・リーグの本塁打トップは、9本のオズーナのまま。2位タイには、大谷とマンシーの2人とともに、ピート・アロンゾ(ニューヨーク・メッツ)、エリー・デラクルーズ(シンシナティ・レッズ)、カイル・シュワーバー(フィラデルフィア・フィリーズ)が並んでいる。
ア・リーグの本塁打トップ3は、10本のマイク・トラウト(ロサンゼルス・エンジェルス)とガナー・ヘンダーソン(ボルティモア・オリオールズ)に、9本のタイラー・オニール(ボストン・レッドソックス)だ。5月3日に左膝の手術を受けたトラウトは、手術が成功したことをXに綴った。
ア・リーグ4位タイの6人中、ブレント・ルッカー(オークランド・アスレティックス)は、5月4日に2本塁打。1試合の本数はマンシーより1本少ないものの、こちらは、3回裏に7本目と8本目を打った。1イニング2本塁打は、昨年4月23日の吉田正尚(レッドソックス)以来昨年8月19日のトレイ・ターナー(フィリーズ)以来だ。
ちなみに、1試合3本塁打を最も多く記録しているのは、6度の3人。ジョニー・マイズとサミー・ソーサに、ムーキー・ベッツ(ドジャース)がそうだ。1イニング2本塁打は、見落としがなければ、2度が最多。ウィリー・マッコビー、アンドレ・ドーソン、ジェフ・キング、アレックス・ロドリゲス、エドウィン・エンカーナシオンの5人が記録している。