これまでに日本プロ野球でプレーした選手を、苗字あるいはラストネームの最初の一音ごとに分けると、「あ」の場合、1シーズンに最も多くのホームランを打ったのは、2010年に44本塁打の阿部慎之助となる。

 各音のトップは、以下のとおり。例えば、2021年限りで引退した雄平(高井雄平)は、「ゆ」ではなく、「た」に分類した。雄平のシーズン最多本塁打は、2014年の23本だ。同じように、レオン(レオン・リー)は「り」、ブーマー(ブーマー・ウェルズ)は「う」とした。また、「は」と「ば」と「ぱ」のような、清音と濁音と半濁音は、ここでは同じ音(グループ)と看做している(見落としている選手がいれば、フェイスブックかツイッターに連絡をください)。

筆者作成
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 44音のうち、61.4%の27音には、シーズン40本塁打以上の選手がいる。最多は「お」の延べ19人。王貞治が13度、大杉勝男落合博満が3度ずつだ。2番目に多いのは、延べ10人の「か」。こちらは、門田博光が4度、アレックス・カブレラが3度、掛布雅之が2度、金本知憲が1度だ。

「お」のシーズン本塁打トップ3は、1964年の王(55本)、1985年の落合(52本)、1973年の王(51本)。大杉は、1970年の44本が最も多い。「か」のトップ3は、いずれもカブレラ。2002年の55本、2003年の50本、2001年の49本だ。1979年の掛布(48本)が、それに次ぐ。

 また、シーズン40本塁打以上が延べ6人の「ふ・ぶ・ぷ」は、異なる5人が記録している。ラルフ・ブライアントが、1989年(49本)と1993年(42本)の2度。あとの4人は、1949年の藤村富美男(46本)、1976年のハル・ブリーデン(40本)、2010年のクレイグ・ブラゼル(47本)、2013年のトニ・ブランコ(41本)だ。

 一方、「ぬ」のシーズン最多は、沼沢康一郎の1本。1954~56年と1958年に1本ずつなので、通算でも4本だ。

 今オフ、北海道日本ハム・ファイターズには、レナート・ヌニエスが入団した。ヌニエスは、2016~2021年にメジャーリーグでプレーし、2019年は31本のホームランを打っている。6シーズンの通算本塁打は56本だ。

「あいうえお本塁打」の通算記録編(2018年終了時点)は、こちらで書いた。

「あいうえお本塁打ランキング。「あ」の最多は秋山、「い」は池山、「う」は宇野、「え」は江藤、「お」は王」

「あいうえお本塁打ランキング追補編。「が」の最多はガイエル、「ぎ」はギャレット、「ぐ」はグラッデン…」

 メジャーリーグ版は、こちら。

「ABC本塁打ランキング/シーズン記録編。大谷翔平の46本は「O」の歴代3位」