4月のホームランが昨シーズン全体を上回ったのは、大谷翔平だけでなく…

大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)Apr 30, 2021(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 4月30日、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は、シーズン8本目のホームランを打った。これは、昨シーズン全体の本数よりも1本多い。

 昨シーズンは、206人が5本塁打以上を記録した。彼らのうち、大谷を含む5人は、今シーズンの4月に打ったホームランの本数が、昨シーズン全体を上回る。

筆者作成
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 大谷らを凌ぎ、4月に両リーグ最多の9本塁打を記録したJ.D.マルティネス(ボストン・レッドソックス)は、本来の姿に戻ったと言うべきだろう。2017~19年のホームランは、それぞれ、45本、43本、36本だ。J.D.は二塁打10本もトップ。マイケル・ブラントリー(ヒューストン・アストロズ)と並んでいる。

 一方、ボー・ビシェット(トロント・ブルージェイズ)とカーソン・ケリー(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)は、これまでシーズン20本塁打に達したことがない。このままいけば、今シーズンはブレイク・イヤーとなるだろう。2人とも、プロスペクトと目されてきた。ビシェットはメジャーリーグ3年目の23歳、ケリーは6年目の26歳だ。

 残る2人は、どちらもシーズン22本塁打が最多。大谷は2018年、ウィルソン・ラモス(デトロイト・タイガース)は2016年に記録している。大谷は自己最多を大幅に更新しそうだが、ラモスには疑問符がつく。最初の9試合で6本のホームランを打ったものの、その後の16試合は0本だ。最終的には、2018~19年のような、シーズン15本塁打前後に落ち着くのではないだろうか。

 なお、昨シーズンの全休から復帰した選手のなかでは、バスター・ポージー(サンフランシスコ・ジャイアンツ)とミッチ・ハニガー(シアトル・マリナーズ)が、どちらも4月に6本のホームランを打っている。