12球団中「5連勝以上」と「5連敗以上」がどちらもあるのは3球団。両方ともないのは2球団
先日、各球団の5連勝以上について書いた。今回は、そこに5連敗以上も加えた。
今シーズン、12球団中8球団は、少なくとも一度は5連勝以上を記録している。最多は福岡ソフトバンクホークスの5度、最長は読売ジャイアンツの9連勝だ(現在、福岡ソフトバンクは8連勝中)。一方、5連敗以上は5球団。東京ヤクルトスワローズの4度が最も多い。最長の7連敗は、オリックス・バファローズが2度、埼玉西武ライオンズが1度記録している。12-5=7なので、5連敗以上がないのは7球団となる。千葉ロッテマリーンズは、4連敗も皆無だ。
福岡ソフトバンクは、5連勝以上だけでなく5連敗以上もある。埼玉西武と横浜DeNAベイスターズも、両方を記録している。それに対し、各リーグの5位に位置する北海道日本ハムファイターズと広島東洋カープは、5連勝以上も5連敗以上も一度もない。
埼玉西武の場合、2度の5連敗以上と1度の5連勝以上が「連続」している。8月6日から26日にかけて、7連敗→5連勝→5連敗。5連勝中の引き分け1試合を含め、このスパンの18試合は、5勝12敗1分だった。
5連勝以上と5連敗以上が1度ずつの横浜DeNAは、6月21日~26日の5連勝と7月15日~21日の6連敗なので、それぞれのストリーク自体は離れているものの、5連勝の最後(6月26日)から6連敗の最初(7月15日)まで、16試合にわたる「ヌケヌケ」を記録した。のりしろのように1試合ずつ重なる格好で、5連勝→ヌケヌケ16試合→6連敗、だったということだ。継続中に「横浜DeNAの「オセロ」あるいは「ヌケヌケ」はどこまで続く!? ○●○●○●○●○●○●○●」で書いた時はわからなかったが、どうやらこれは史上最長の「ヌケヌケ」らしい。横浜DeNAはシーズン全体の勝敗も「ヌケヌケ」にふさわしく(?)、現時点では白星と黒星がどちらも49で並んでいる。
なお、5連勝以上のリストは、こちらに掲載した。