最も長い間、ノーヒット・ノーランを「達成されていない球団」はどこ? 横浜DeNAは7年ぶり

渡辺久信 MARCH 14, 2008(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)

 8月15日、小川泰弘(東京ヤクルトスワローズ)が、横浜DeNAベイスターズを相手にノーヒット・ノーランを達成した。横浜DeNAがノーヒット・ノーランを喫するのは、2013年6月28日の山井大介(中日ドラゴンズ)以来。7年ぶりのことだ。この2試合のどちらにも出場した選手はいないが、現在は監督として横浜DeNAを率いるアレックス・ラミレスは、7年前の試合に代打で出場。9回裏に先頭打者として山井と対戦し、レフト・フライに討ち取られた。

 21世紀に入ってから、横浜DeNAが達成されたノーヒット・ノーランは3度目。これは、福岡ソフトバンクホークスと並び、最も多い。横浜DeNAの1度目は、2012年4月6日。広島東洋カープの前田健太(現ミネソタ・ツインズ)に記録された。この試合にも、ラミレスは「4番レフト」として出場している。

 福岡ソフトバンクは、3度のうち2度が継投。2006年4月15日に北海道日本ハムファイターズの八木智哉武田久MICHEAL(中村マイケル)、2017年6月14日は読売ジャイアンツの山口俊(現トロント・ブルージェイズ)、スコット・マシソンアルキメデス・カミネロに封じられた。あと1度は、その間。2012年10月8日に、オリックス・バファローズの西勇輝(現・阪神タイガース)にノーヒット・ノーランを達成された。

 福岡ソフトバンクと横浜DeNAに次ぐのは、東北楽天ゴールデンイーグルス、千葉ロッテマリーンズ、阪神の各2度。阪神の相手は、2度とも中日だ。山本昌(2006年9月16日)と大野雄大(2019年9月14日)に記録された。どちらも、球場はナゴヤドームだった。

 一方、埼玉西武ライオンズとオリックスの2球団は、21世紀に入ってからノーヒット・ノーランを喫していない。埼玉西武は、西武時代の2000年6月20日に、大阪近鉄バファローズのナルシソ・エルビラに記録されたのが最後。オリックスの最後は、バファローズではなくブルーウェーブだった当時の1996年6月11日だ。相手は、西武の渡辺久信だった。この試合には、オリックスの「1番ライト」として、イチローも出場していた。

筆者作成
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 また、東京ヤクルトと北海道日本ハムが最後に喫したノーヒット・ノーランは、レギュラーシーズンに限ると、それぞれ、1970年6月9日と1985年6月4日まで遡る。ヤクルトは大洋ホエールズの鬼頭洋、日本ハムは西武の郭泰源から、ヒットを打つことができなかった。

 なお、各球団が最後に達成したノーヒット・ノーランについては、今月初旬にこちらで書いた。小川のノーヒット・ノーランは、球団14年ぶり。2006年5月25日のリック・ガトームンソン以来だ。

東北楽天の誕生以降、この3球団もノーヒット・ノーランはなし。最も遠ざかっているのは…