大谷翔平のシリーズ3試合で8安打、6打点、5得点、3本塁打、2盗塁より上の選手は過去にいたのか
ロサンゼルス・ドジャースは、5月3日~5日に、アトランタ・ブレーブスをスウィープした。
このシリーズの3試合において、安打、打点、得点、盗塁が最も多かったのは、いずれも、大谷翔平(ドジャース)だ。8安打、6打点、5得点、2盗塁を記録した。さらに、3本塁打も最多タイ。マックス・マンシー(ドジャース)と並ぶ。各試合の本数は、マンシーが0本、3本、0本、大谷は0本、1本、2本だ。
大谷に次ぐのは、それぞれ、6安打のアンディ・パヘズ(ドジャース)、4打点のマンシー、3得点のマンシー、1盗塁のロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)。ホームランは、2本のテオスカー・ヘルナンデス(ドジャース)が3番目に多かった。
オプタ・スタッツによると、打点が公式記録となった1920年以降、3試合のシリーズで、8安打、6打点、5得点、3本塁打、2盗塁――あるいはそれより上――は、大谷が5人目。その前の4人は、1922年のジョージ・シスラー(対フィラデルフィア・アスレティックス)、1987年のアンドレ・ドーソン(対ヒューストン・アストロズ)、1990年のバリー・ボンズ(対サンディエゴ・パドレス)、2010年のシンス・チュー(対カンザスシティ・ロイヤルズ)だという。
シスラーは、セントルイス・ブラウンズ時代の1922年5月12日~13日と15日に、11安打、8打点、5得点、3本塁打、2盗塁。ドーソンは、シカゴ・カブス時代の1987年6月1日~3日に、8安打、13打点、6得点、5本塁打、2盗塁。ボンズは、ピッツバーグ・パイレーツ時代の1990年4月27日~29日に、9安打、6打点、7得点、3本塁打、2盗塁。チューは、クリーブランド・インディアンズ時代の2010年9月17日~19日に、8安打、10打点、6得点、4本塁打、2盗塁を記録した。
ちなみに、5人のうち、そのシリーズでチームが3勝0敗は、ボンズと大谷の2人だ。