ビールの安売りが呼んだ大騒動と黒星◆野茂がトレード◆プエルトリカン初の1位指名…【6月4日のMLB】
◆2012年6月4日
プエルトリコ・ベースボール・アカデミーのカルロス・コレイアが、ドラフトでヒューストン・アストロズから全体1位指名を受ける。プエルリカンプエルトリカンの全体1位は史上初。これまでの最高順位は、ラモン・カストロの全体17位だった。カストロは1994年に、こちらもアストロズから指名された。コレイアは指名の3日後、480万ドルの契約金で入団。3年後の2015年6月8日に「6番・遊撃」としてメジャーデビューし(写真)、この年、新人王を受賞した。2位のフランシスコ・リンドーアもプエルトリカン。2011年のドラフト全体8位。
◆1998年6月4日
ロサンゼルス・ドジャースが野茂英雄とブラッド・クロンツをニューヨーク・メッツへ放出し、交換にグレッグ・マクマイケルとデーブ・ムリッキーを獲得する。4人とも右投手。彼らのうち、マクマイケルは翌月10日のトレードでメッツへ戻った(交換相手は左投手のブライアン・ボハナン)。日本人メジャーリーガーが動いたトレードは初。伊良部秀輝は1997年5月29日に(前月22日に行われたトレードの後日決定選手として)サンディエゴ・パドレスからニューヨーク・ヤンキースへ移ったが、当時はまだメジャーデビューしていなかった。伊良部の初登板は同年7月10日。
◆1974年6月4日
クリーブランド・インディアンズが、本拠地のクリーブランド・スタジアムで「10セント・ビール・ナイト」を催したところ、試合中に胸をはだける女性がいたり、空きカップが投げ込まれたりするなど大荒れに。9回裏には大勢の観客がフィールドに乱入し、その時点のスコアは5対5の同点だったが、没収試合が宣告され、インディアンズの敗戦となった。
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