鉄人の記録を止めたのは誰◆最も長い名前のメジャーリーガーがデビューした日は…【5月2日のMLB】
◆2007年5月2日
ジャロッド・サルタラマッキア(Saltalamacchia)が、アトランタ・ブレーブスからメジャーデビューする。アルファベット14文字のラストネームは、それまでの史上最長を更新。トッド・ホランズワース(Hollandsworth)やティム・スプーニーバーガー(Spooneybarger)ら、13文字の15人を上回った。5月2日は、サルタラマッキアの誕生日。22歳となったその日に、「7番・捕手」としてデビューした。
◆1993年5月2日
ジェフ・ブロンキーが、テキサス・レンジャーズからメジャーデビューする。アフガニスタン生まれのメジャーリーガーは史上初。今日に至るまで、彼に続く2人目は現れていない。ブロンキーは、アメリカ人の母とアフガニスタン人の父の間に生まれ、生後2ヵ月でアメリカへ渡った。この日は7回表からマウンドに上がり、3イニングを無失点に抑えてセーブを挙げた。1993年から1995年にかけて、通算45試合に登板し、2勝2敗と2セーブを記録した。
◆1939年5月2日
ニューヨーク・ヤンキースのルー・ゲーリッグが、ジョー・マッカーシー監督に自ら欠場を申し入れ、代わってベーブ・ダルグレンが一塁手として出場する。1925年6月1日から続いていたゲーリッグの連続出場は、2130試合で止まった。最後の出場は1939年4月30日。5月1日は試合がなかった。その後、ゲーリッグは一度もプレーすることなく、2年後の6月2日に37歳でこの世を去った。ダルグレンは1940年もヤンキースの正一塁手を務め、1941年の開幕前にボストン・ブレーブスへ放出された。通算出場は1137試合。
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