◆1940年４月16日

クリーブランド・インディアンズのボブ・フェラーが、ノーヒッターを達成する。相手はシカゴ・ホワイトソックス。開幕戦のノーヒッターは史上初。この後も起きていない。フェラーのノーヒッターは他に２度。1946年４月30日と1951年７月１日。後者は、エラー、盗塁＆エラー、外野フライで１失点。

◆1962年４月16日

セントルイス・カーディナルスとフィラデルフィア・フィリーズが、初回にどちらも６得点。フィリーズのカル・マクリッシュは１アウトしか取れず、カーディナルスのボブ・ギブソンもイニングを終えられずにマウンドを降りた。２人とも、打たれたヒットは２本ながら、４人を四球で歩かせた。試合は12対６でカーディナルスが勝利。アーニー・ブロリーオが8.1イニングを封じた。

◆2000年４月16日

クリーブランド・インディアンズのチャック・フィンリーが、１イニング４奪三振を記録する。前年の５月12日と８月15日に続く３度目。当時は、アナハイム・エンジェルスに在籍していた。今日でも、３度はフィンリーだけ。３度目を記録した時点では、２度の投手すら他にはいなかった。バッテリーを組んだ捕手は、３度とも異なる。チャーリー・オブライエン、ベンジー・モリーナ、エイナー・ディアズ。

◆2006年４月16日

フィラデルフィア・フィリーズが、１対０でコロラド・ロッキーズを下す。ロッキーズのホーム・ゲームでは、1993年の創設以来、初めて。ロッキーズが１対０で勝ったことはあるが、０対１で負けたことはなかった。フィリーズのブレット・マイヤーズが7.2イニングを封じ、マウンドを引き継いだアーサー・ローズとトム・ゴードンは、ヒットを許さなかった。得点はライアン・ハワードの本塁打。ロッキーズのアーロン・クックとホゼ・メサも好投した。この年、ロッキーズはホーム・ゲームで、セントルイス・カーディナルス（７月25日）とミルウォーキー・ブルワーズ（８月１日）にも、０対１で敗れた。