ベッツや前田健太のトレードは「改訂版」で成立へ。新たな要素が加わり、移籍先が変わった選手も
ムーキー・ベッツのトレードが、ようやく成立しそうだ。ESPNのジェフ・パッサンやジ・アスレティックのケン・ローゼンタールらが報じている。
ベッツとデビッド・プライス(ボストン・レッドソックス→ロサンゼルス・ドジャース)、アレックス・バーデューゴ(ドジャース→レッドソックス)、前田健太(ドジャース→ミネソタ・ツインズ)の動きは、オリジナルと変わらない。先日、「ベッツ、プライス、前田健太ら5人が動く「ブロックバスター・トレード」を行った3球団の思惑は」で書いたとおりだ。
だが、変更も少なくない。トレード成立のネックとなったブルースター・グラデロール――レッドソックスが健康状態にクレームをつけた――は、ツインズからレッドソックスではなく、マイナーリーガー1人とドラフト指名権(2020年・全体67位)とともに、ドジャースへ移る。一方、レッドソックスは、ドジャースからバーデューゴに加えて2人のマイナーリーガー、ジーター・ダウンズとコナー・ウォンを獲得する。ツインズは、ドジャースから前田とマイナーリーガー1人と金銭を得る。3球団による「三角トレード」ではあるものの、当初とは違い、レッドソックスとツインズは、誰も何も交換しない。
これに伴い、ドジャースとロサンゼルス・エンジェルスのトレードも、動き出すはずだ。ドジャースはルイス・レンヒーフォともう1人、エンジェルスはジョク・ピーダーソンとロス・ストリップリング、アンディ・ペイジズを獲得する。