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筒香嘉智の200本塁打は史上8番目の若さ。山田哲人は何位にランクイン!?

宇根夏樹ベースボール・ライター
内川聖一(左)と山田哲人 MARCH 14, 2017(写真:田村翔/アフロスポーツ)

 8月17日、筒香嘉智(横浜DeNAベイスターズ)は、200本目のホームランを打った。NPBの公式サイトによると、27歳8ヵ月で到達は、史上8番目の若さだ。28歳未満で200本塁打は、清原和博(24歳10ヵ月)を筆頭に、筒香を含め、10人しかいない。

 清原の後ろ、筒香の前には、松井秀喜(25歳3ヵ月)、王貞治(25歳3ヵ月)、張本勲(26歳11ヵ月)、大杉勝男(27歳2ヵ月)、掛布雅之(27歳2ヵ月)、土井正博(27歳7ヵ月)の6人がいて、筒香の後ろには、池山隆寛(27歳9ヵ月)と中村紀洋(27歳10ヵ月)が並ぶ。

 彼らを到達順に並べると、筒香の直前は2001年6月13日の中村、その前は1999年9月21日の松井だ。筒香は、28歳未満で200本塁打に到達という点では、中村以来18年ぶりとなる。27歳9ヵ月未満で到達は、松井以来20年ぶりだ。

 ただ、28歳未満で200本塁打に到達する選手は、早ければ今月中、遅くとも今シーズン中には、もう一人現れるだろう。200本塁打まであと2本の山田哲人(東京ヤクルトスワローズ)は、7月16日に27歳の誕生日を迎えたばかりだ。大杉と掛布を抜いて、史上5番目の若さとなる可能性が高く、そこまでいかずとも、シーズンが終わるまでに到達すれば、史上7番目にランクインする。

 なお、山田の他には、内川聖一(福岡ソフトバンクホークス)と中島宏之(読売ジャイアンツ)が、それぞれ200本塁打まで5本に迫っているが、彼らはともに37歳だ。到達の暁には、年長のトップ10に入る。

ベースボール・ライター

うねなつき/Natsuki Une。1968年生まれ。三重県出身。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランスのライター。著書『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

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