1980年代生まれの監督が初めて誕生。現役最年長とは28歳差。2人はかつて同じチームの監督と選手
ミネソタ・ツインズの監督に、ロッコ・バルデリが就任した。1980年代生まれの監督は、メジャーリーグ史上初めてだ。37歳のバルデリは、1981年9月25日に生まれた。
一方、来シーズンはおそらく最年長となる――ボルティモア・オリオールズとテキサス・レンジャースの監督が未定――ジョー・マッドン監督(シカゴ・カブス)は、バルデリよりも27歳上だ。来年2月に65歳の誕生日を迎え、28歳差となる。
バルデリとマッドンは、2006~08年と2010年のタンパベイ・デビルレイズ/レイズで、選手と監督の関係だった。2008年からはデーブ・マルティネス監督(ワシントン・ナショナルズ)も、ベンチ・コーチとしてそこに加わった。2010年のレイズには、バルデリと同じ試合に出場することはなかったものの、ゲーブ・キャプラー監督(フィラデルフィア・フィリーズ)もいた。
また、2015~17年のレイズは、ケビン・キャッシュ監督(レイズ)とバルデリ、トロント・ブルージェイズの監督に就任したチャーリー・モントーヨの3人が、それぞれ、監督、一塁コーチ、三塁コーチを務めた。2018年はキャッシュが監督、モントーヨはベンチ・コーチで、バルデリもフィールド・コーディネーターとしてレイズで働いた。
キャッシュとバルデリは、2006年にデビルレイズ傘下のデューラム・ブルズ(AAA)で、ともにプレーした。モントーヨが傘下のマイナーリーグ・チームを率いていた当時、バルデリがそのチームの選手だったこともある。
バルデリと現役監督の関係は、レイズにとどまらない。2009年にボストン・レッドソックスでプレーした時の監督は、テリー・フランコーナ監督(クリーブランド・インディアンズ)だ。
来シーズン、両チームがワールドシリーズに進出しない限り、バルデリとマッドンは対戦しない。だが、バルデリは開幕戦でフランコーナと顔を合わせ、マルティネス、キャプラー、キャッシュ、モントーヨとも対戦する。