イチローと再びチームメイトになった選手たち。なかには3度目という投手も
現在のシアトル・マリナーズには、イチローと再びチームメイトになった選手が7人いる。40人ロースターにいる6人と、キャンプ招待選手(ノン・ロースター・インバイティー)の岩隈久志だ。
イチローは、フェリックス・ヘルナンデス、カイル・シーガー、エラスモ・ラミレス、岩隈のメジャーデビュー戦に出場した。この4試合すべてに出場した選手は、対戦チームを含めても、イチローしかいない。ちなみに、ラミレスがデビューした試合は、ダルビッシュ有(現シカゴ・カブス)のメジャーリーグ初登板でもあった。
イチローがデビッド・フェルプスとチームメイトになるのは、今回が3度目だ。偶然ながら、3度ともイチローがフェルプスを追いかける格好。フェルプスは2012年4月にニューヨーク・ヤンキースからメジャーデビューし、その後、2014年12月にマイアミ・マーリンズ、2017年7月にマリナーズへ移籍した。いずれも、そこから8ヵ月経たないうちに、フェルプスのいるチームへイチローが移ってきた。フェルプスはメジャーリーグで過ごしたどのシーズンも、イチローとともにプレーしている。
マリナーズには他にも、かつてイチローとチームメイトだった人物がいる。打撃コーチのエドガー・マルティネスだ。マリナーズ一筋にプレーしたエドガーは、イチローのメジャーデビュー戦に出場。一方、イチローはエドガーのラストゲームに出場した。マリナーズの球団記録のうち、出場試合、打席、打数、得点、安打などは、この2人がトップ2を占める。
また、投手コーチのメル・ストットルマイヤーも、チームメイトと呼ぶべきかはさておき、過去にもイチローと同じチームにいたことがある。2016年より現職に就く前に、2008年もマリナーズで投手コーチを務めた。