レッズのロング・リリーバーは名前も長い。13文字のラストネームは歴代2位タイ。現役では暫定トップ
7月17日の試合で、シンシナティ・レッズのスコット・フェルドマンは初回に5点を失った。2回表からはアッシャー・ウォジャハウスキーがマウンドに上がり、5イニングを投げてソロ本塁打の1点に抑えた。レッズは1対6でワシントン・ナショナルズに敗れたものの、ウォジャハウスキーの投球は際立った。この週末には、フェルドマンに代わって先発マウンドに立つ可能性もある。
カタカナの表記からも窺えるとおり、ウォジャハウスキーのラストネームは長い。アルファベット13文字を費やし、Wojciechowskiと綴る。歴代では、14文字のジャロッド・サルタラマッキア(Saltalamacchia)に次ぎ、トッド・ホランズワース(Hollandsworth)やティム・スプーニーバーガー(Spooneybarger)らと並ぶ。
1990年代にオークランド・アスレティックスで投げたスティーブ・ウォジャハウスキー(Wojciechowski)とは、遡ればどこかでつながっているのかもしれないが、親戚ではないらしい。調べた限りでは、ラストネームが13文字以上のメジャーリーガーは、サルタラマッキアが15人目か16人目、レッズのウォジャハウスキーは16人目か17人目だった。人数の揺れは、19世紀から20世紀にかけてプレーしたオシー・シュレッケンゴーストによる。Schrecongostは12文字だが、デビュー当初は13文字のSchreckengostとされていた。
サルタラマッキアは今シーズン、トロント・ブルージェイズで10試合に出場したが、6月末に傘下のバッファロー・バイソンズ(AAA)から解雇された。現時点では、ウォジャハウスキーが「最も長いラストネームの現役選手」ということになる。
ただ、サルタラマッキアは32歳だ。再び、メジャーリーグでプレーしてもおかしくない。
サルタラマッキアとウォジャハウスキーが対戦すれば、2人のラストネームの合計は27文字となり、ホランズワース対ウィリアム・バンランディンガム(VanLandingham)やサルタラマッキア対ライアン・ローランド-スミス(Rowland-Smith/ハイフンはカウントしていない)などの計26文字を上回る。
また、サルタラマッキアとウォジャハウスキーがチームメイトになると、こちらも、2003年にフロリダ・マーリンズでプレーしたホランズワースとスプーニーバーガーの計26文字を追い抜く。サルタラマッキアは捕手なので、ウォジャハウスキーとバッテリーを組むかもしれない。