田中将大とダルビッシュ有がメジャーリーグで初めて投げ合う(予定)。日本プロ野球では4試合で競演
田中将大(ニューヨーク・ヤンキース)とダルビッシュ有(テキサス・レンジャーズ)は、予定どおりなら6月23日(日本時間24日)の試合で、ヤンキー・スタジアムのマウンドに立つ。
これまで、2人がメジャーリーグで同じ試合に登板したことはないが、日本プロ野球では先発投手として4試合で投げ合っている(他に1試合、田中が先発、ダルビッシュが救援)。2007年に2試合、2009年と2011年に1試合ずつだ。
ダルビッシュはこの4試合とも、8回以上を投げて3点以内に抑えた。田中も2度目以降は8回以上2失点以下。最初の投げ合いこそ崩れたものの、この試合も6回が終わった時点のスコアは0対2だった。
日本プロ野球で投げ合った時と同じように、ダルビッシュと田中は投手戦を演じるのだろうか。直前の登板では、2人とも5点を失った。心配なのは田中の方だろう。今シーズンはハイペースで本塁打を打たれており、14先発で21本を数える。
ちなみに、2人とも、過去に日本人メジャーリーガーと投げ合ったことはある。ダルビッシュは黒田博樹と2試合、岩隈久志(シアトル・マリナーズ)と3試合で競演し、いずれも4点目を許すことはなかった。2013年6月25日のヤンキース戦は、ソロ本塁打を3本打たれて6回途中で降板したが、他4試合は6回以上を投げ、被本塁打はなかった。一方、田中は昨シーズン、岩隈と2試合で投げ合い、こちらも被本塁打はなく、7回3失点(自責点2)と7回無失点を記録した。