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MLBプレーオフ・スケジュール2015:幕開けの10月6日はこのままならエンジェルス対ブルージェイズ

宇根夏樹ベースボール・ライター
トロント・ブルージェイズ Aug 18, 2015(写真:USA TODAY Sports/アフロ)

今秋のプレーオフ(ポストシーズン)の日程が、8月17日に発表された。それらは以下のとおり。ワイルドカード・ゲームとディビジョン・シリーズ(地区シリーズ)には、現時点(8月21日)の順位と勝率から当てはめた対戦カードも記した。

ワイルドカード・ゲーム/WC

10月6日

ア・リーグ・ワイルドカード・ゲーム/ALWC

[ロサンゼルス・エンジェルス対トロント・ブルージェイズ]

10月7日

ナ・リーグ・ワイルドカード・ゲーム/NLWC

[シカゴ・カブス対ピッツバーグ・パイレーツ]

2012年よりリーグ2枠に増えたワイルドカードは、地区優勝3チームを除く12チームのなかで、シーズン勝率の上位2チームが得る。その両者が対戦するワイルドカード・ゲームは1試合のみ。勝ったチームがディビジョン・シリーズへ進む。ホームフィールド・アドバンテージ(ホーム開催権)はシーズン勝率の高い方が持ち、現時点であればア・リーグはブルージェイズ、ナ・リーグはパイレーツのホームゲームとなる。

ディビジョン・シリーズ/DS

10月8日、9日、11日(12日、14日)

ア・リーグ・ディビジョン・シリーズ/ALDS(2シリーズ/日程は同じ)

[ALWC勝利チーム対カンザスシティ・ロイヤルズ]

[ヒューストン・アストロズ対ニューヨーク・ヤンキース]

10月9日、10日、12日(13日、15日)

ナ・リーグ・ディビジョン・シリーズ/NLDS(2シリーズ/日程は同じ)

[NLWC勝利チーム対セントルイス・カーディナルス]

[ニューヨーク・メッツ対ロサンゼルス・ドジャース]

ディビジョン・シリーズは先に3勝したチームが勝ち抜け、リーグ・チャンピオンシップ・シリーズ(リーグ優勝決定シリーズ)へ進む。対戦カードは、リーグ最高勝率のチームがワイルドカード・ゲームの勝利チームと当たり、同じリーグのもう一方のシリーズは、残る地区優勝2チームがぶつかる。ア・リーグの場合、現時点ではリーグ最高勝率のチームがロイヤルズ、残る地区優勝2チームはヤンキースとアストロズだ。ホームフィールド・アドバンテージはシーズン勝率の高い方が持ち、第1戦と第2戦(第5戦)をホームで開催する。

リーグ・チャンピオンシップ・シリーズ/LCS

10月16日、17日、19日、20日(21日、23日、24日)

ア・リーグ・チャンピオンシップ・シリーズ/ALCS

10月17日、18日、20日、21日(22日、24日、25日)

ナ・リーグ・チャンピオンシップ・シリーズ/NLCS

ここからのシリーズは4戦先勝方式。地区優勝チーム同士の対戦であれば、ホームフィールド・アドバンテージはシーズン勝率の高い方が持ち、第1、2戦(第6、7戦)をホームで開催する。地区優勝チーム対ワイルドカードのチームの場合は、シーズン勝率にかかわらず、地区優勝チームがホームフィールド・アドバンテージを持つ。

ワールドシリーズ/WS

10月27日、28日、30日、31日(11月1日、3日、4日)

今年のオールスター・ゲームはア・リーグが勝利を収めたため、ホームフィールド・アドバンテージはア・リーグのチームが持ち、第1、2戦(第6、7戦)をホームで開催する。従って、第1、2戦(第6、7戦)はDHあり、第3、4戦(第5戦)はDHなしで行われる。

ベースボール・ライター

うねなつき/Natsuki Une。1968年生まれ。三重県出身。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランスのライター。著書『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

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