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北陸在住50歳。建設関連会社勤務。趣味が多すぎて独身でも寂しくはありません~受けオネット会員137~

大宮冬洋フリーライター
と言いつつ、「2人のほうが楽しいかも。孤独死は嫌」と婚活中です。絵:つぼいひろき

 おはようございます。大宮です。大人になってからの歳月は早く流れますよね。僕は今年で48歳になりますが、寝ぼけているときは自分の年齢がわからなくなったりします。ええっと、28歳だっけ? いや、違うような……。38歳にはなっているぞ。あれ? まさかの48歳!? という調子です。
 僕と同じような感覚で50歳を迎えた男性がいます。大企業で長く働いている高田雅之さん(仮名)です。会った感じの印象は「良くも悪くも若々しい」。笑顔も爽やかで腰は低いけれど卑屈ではなく、いじられるのを待っているような可愛げがあります。175センチ63キロで中年太りとは無縁。10歳ぐらいは若く見える人物です。悪く言えば、年相応の落ち着きのようなものが感じられません。
「30歳を過ぎたら結婚して子育てをしているのだろうな、と思っていました。だけど、お付き合いしている女性とお互いに踏み込まなかったりして、気づいたら50歳独身。自分の心が子どものままだったせいだと思います」
 僕は二度結婚しても高田さんと同じように未熟です。妻からも義理の両親からも「ツルンとしているね。こんな大人がいるとは……」と呆れられています。それでも結婚して良かったなと思うのです。重々しくはなれないけれど、以前よりも心穏やかに暮らせているし、妻もよく笑っています。
 他人とは思えない高田さん。軽やかな彼を面白がってくれるようなしっかり者の女性との相性が良さそうだな思っています。では、高田さんのお話を聞いてください。

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フリーライター

僕は1976年生まれ。40代です。燦然と輝く「中年の星」にはなれなくても、年齢を重ねてずる賢くなっただけの「中年の屑」と化すことは避けたいな。自分も周囲も一緒にキラリと光り、人に喜んでもらえる生き方を模索するべきですよね。世間という広大な夜空を彩る「中年の星屑たち」になるためのニュースコラムを発信します。著書は『人は死ぬまで結婚できる』(講談社+α新書)など。連載「晩婚さんいらっしゃい!」により東洋経済オンラインアワード2019「ロングランヒット賞」を受賞。コラムやイベント情報が読める無料メルマガ配信ご希望の方は僕のホームページをご覧ください。(「ポスト中年の主張」から2017年3月に改題)

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