入園・入学式の写真の撮り方で親子関係と自己肯定感に多大な影響が?!
間もなくお子さんの入園・入学式を迎えるという人もいることでしょう。その際、正門にある「○○小学校入学式」などの立て看板のところで、記念写真を撮る人も多いと思います。
このとき、子どもだけでなく、ぜひ親御さんたちにも一緒に写ってほしいと思います。そして、それをプリントして目につくところに貼っておくことをお薦めします。
つまり、自然に目に入るようにしておくのです。できたら、大きめにプリントしたものを貼りましょう。
●写真を貼ると親子関係がよくなり自己肯定感も上がる
それを日々何気なく見ているうちに、子どもは「自分はお父さんお母さんに大切にされている」と思えるようになります。このように親の愛情を実感できている子は心が安定してきます。
それによって、親子関係がよくなりますし子どもの自己肯定感も上がります。そして、兄弟や友達にも優しい気持ちで接することができるようになります。また、勉強や運動への集中力も上がります。
思春期の子の場合は、友達から悪い誘惑があったときも「大切にしてくれている親に心配をかけたくない」という気持ちが働いて強いブレーキがかかります。
さらには、こうした写真を何年か後で見ると、「人生の大切な時間をお父さんお母さんに見守られながら生きてきたんだな。ありがたい」と感じられるようになります。
●写真で子どもを伸ばす「ほめ写」
このように、親子の写真を目につくところに貼っておくことには様々な効果があります。私はこれを「ほめ写」と呼んでいます。つまり、写真を使って子どもをほめるという意味です。詳しくは「ほめ写」で検索してみてください。
よくあるのが、親御さんがいつも撮る側に回っていて、子どもの写真はたくさんあるのに自分たちはほとんど写っていないというケースです。これですと、後で見返したときにいまひとつ親の気持ちが伝わらないかもしれません。
今はスマホで気軽に子どもの写真を撮れますが、それを効果的に活用できていないと感じます。ぜひ、よい写真をプリントして目につくところに貼っておいてください。
同じ写真を繰り返し見ることがとても大事です。それによって新しい認識や感情が生まれてくるからです。