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子どもが一番よろこぶ言葉5選

親野智可等教育評論家
(写真:アフロ)

親が子どもをほめる言葉として、「○○をがんばったね」「○○できたね」などが多いと思います。もちろんこういうほめ方も大事ですが、「がんばったらほめる」「できたらほめる」という点で条件つきなほめ方ともいえます。実は子どもが一番よろこぶのは無条件にほめられたときです。

1:

ママとパパのところに生まれてくれてありがとう

あなたがいてくれてママもパパも本当に幸せ

2:

大好きだよ

あなたといるだけで元気が出る

3:

あなたは私たちの宝物だよ

今日も一緒に居られてうれしい

4:

どんなあなたも大好きだよ

どんなことがあっても、パパとママはあなたの味方だよ

5:

おかえり。大変だったね

無事帰ってきてくれてよかった

これらの言葉は、「できたから」でも「がんばったから」でも「もっとがんばらせるため」でもありません。まったく無条件に、その子の存在そのものを丸ごと肯定する言葉です。こういう言葉をたくさん贈ってもらえた子は親への信頼感が高まりますし、同時に自分への信頼感つまり自己肯定感も高まります。

まとめ

親としての愛情を、ぜひ言葉にして伝えてあげてください。「言わなくても伝わる」と思わずに、伝える努力をしましょう。その方がしっかり伝わりますし、子どものためにもなります。もう子どもが大きいので気恥ずかしいと感じてしまう人は、ラインで伝えるといいでしょう。ラインも書き言葉なので、口では言いにくいことも伝えやすくなります。

教育評論家

教育評論家。本名、杉山桂一。長年の教師経験をもとに、子育て、しつけ、親子関係、勉強法、学力向上、家庭教育について具体的に提案。Instagram、Threads、Twitter、YouTube「親力チャンネル」、Blog「親力講座」、メールマガジン「親力で決まる子供の将来」などで発信中。全国各地の小・中・高等学校、幼稚園・保育園のPTA、市町村の教育講演会、オンライン講演、先生や保育士の研修会でも大人気となっている。Twitter、Instagram、YouTube、Blog、メルマガ、講演のお問い合わせなどについては「親力」で検索してHPから。

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