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囲碁が好きなのか。それとも勝ちたいのか。プロだって自分でわからない。

内藤由起子囲碁観戦記者・囲碁ライター
藤沢秀行名誉棋聖の法要。左の「磊」の前が坂井秀至八段=2019年、筆者撮影

囲碁の勉強はなぜするのか。現在、棋士は休場し、医師に専念している坂井秀至八段が、興味深い言葉を残しました。棋士であれば囲碁の勉強を熱心にするとは限らないようです。

兵庫県宝塚市で10月6、7日の両日にわたって打たれた名人戦第4局。2日目夕方の検討室に、元碁聖の坂井秀至八段がやってきました。

坂井八段は京都大学医学部を卒業後、医師免許を取得。その後、関西棋院の試験を受けて、飛び付け五段を許され、プロとなった異色の棋士です。

碁聖のタイトルを獲得したり名人戦リーグに9期在籍したりと、一流棋士として活躍していましたが、2019年9月に休場し、現在は福井県小浜市で精神科医として勤務しています。

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囲碁観戦記者・囲碁ライター

囲碁観戦記者・囲碁ライター。神奈川県平塚市出身。1966年生。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。お茶の水女子大学囲碁部OG。会社員を経て現職。朝日新聞紙上で「囲碁名人戦」観戦記を担当。「週刊碁」「囲碁研究」等に随時、観戦記、取材記事、エッセイ等執筆。囲碁将棋チャンネル「本因坊家特集」「竜星戦ダイジェスト」等にレギュラー出演。著書に『井山裕太の碁 AI時代の新しい定石』(池田書店)『囲碁ライバル物語』(マイナビ出版)、『井山裕太の碁 強くなる考え方』(池田書店)、『それも一局 弟子たちが語る「木谷道場」のおしえ』(水曜社)等。囲碁ライター協会役員、東日本大学OBOG囲碁会役員。

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