私は子どもの頃、「木谷会」という、木谷實九段が開いたアマチュアの会に通っていたので、木谷門下の先生方には、よくかわいがっていただいていました。

小林光一名誉棋聖にも何回か打っていただいた経験もあり、囲碁観戦記者となってからも何かと気にかけていただいています。

小林先生の対局の観戦記についたときのことです。

朝、対局前は何も話さない棋士が多いのですが、大ベテランの先生方は気軽に声をかけていただきました。(棋士のほうから話しかけてくだされば、こちらは応対するという態勢です)。

開始時間よりずいぶん早く対局室に入る小林先生はいつもにこやかに話しかけてくださり、しばし世間話をするのも楽しい時間でした。