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ルチンスキー3年連続2ケタ勝利でNC4連勝/韓国シリーズは31日から<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
10勝目を挙げたルチンスキー(写真:NCダイノス)

6日のKBOリーグは4試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

5位KIAタイガースを1.5ゲーム差で追い、ポストシーズン進出に最後の望みをかける6位NCダイノスはSSGランダーズと対戦。

NCは攻撃陣が初回に4本のヒットで3点を先制すると、投げては先発のドリュー・ルチンスキーが150キロ台前半の直球でSSG打線をねじ伏せた。ルチンスキーは6回を投げて5安打無失点、8つの三振を奪った。

試合はNCが6-1で勝利し4連勝。ルチンスキーは3年連続2ケタ勝利となる10勝目(12敗)を挙げた。この試合でNCの2番ソン・アソプが、史上2人目の7シーズン連続150安打を達成している。

ポストシーズン進出争いは5位KIAも勝ったため、6位NCとのゲーム差は1.5のまま変わらず、残り試合はKIAが2、NCが3となっている。

◇10月6日(木)の結果

・トゥサン 5 - 4 サムスン(チャムシル)

 勝:イ スンジン

 敗:イ スンヒョン

・ハンファ 3 - 2 キウム(テジョン)

 勝:ユン デギョン

 敗:キム ジェウン

・KIA 4 - 3 LG(クァンジュ)

 勝:チョン ヘヨン

 敗:ペク スンヒョン

・NC 6 - 1 SSG(チャンウォン)

 勝:ルチンスキー

 敗:チェ ミンジュン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◇ポストシーズン12日スタート、シリーズは31日から

韓国野球委員会(KBO)が今年のポストシーズンの日程を発表。10月12日のワイルドカード決定戦第1戦からスタートする。準プレーオフ、プレーオフを経て行われる韓国シリーズは31日に第1戦が行われる。韓国シリーズには1位が確定しているSSGランダーズが出場。SSGの本拠地・インチョンSSGランダーズフィールドで1、2戦と5、6、7戦が行われる予定だ。

ポストシーズンの延長戦は15回まで、試合開始時間は平日が18時30分、土、日が14時。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

この日、トゥサンの2軍戦はなかった。

⇒ 代走、守備固めからレギュラーの3割打者に 韓国3年目・安田権守の飛躍の理由

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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