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キウムが7連敗でストップ 5番起用の大卒新人が先制打含む3安打3打点の活躍<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者
先制決勝打を含む3打点のコ・ヨンウ(写真:キウムヒーローズ)

11日のKBOリーグは14時から1試合が行われ、17時からの4試合のうち2試合が雨で中止となった。

唯一のデーゲームで行われたハンファイーグルス-キウムヒーローズ(テジョン)は3回表1死一、二塁でキウムの5番コ・ヨンウがセンターへタイムリーヒット。さらに1点を追加し、キウムが2-0とした。

キウムは先発のエマヌエル・デ・ヘススが6回まで無失点ピッチング。打線は6回に1点、8回には再びコ・ヨンウが2点二塁打を放つなど4点を追加し、キウムが7-1で勝利した。デ・ヘススは5勝目(3敗)。

キウムは連敗を7でストップ。8位で並んでいたハンファが1ゲーム差の9位に後退した。

◆「高打率をマークし2度目の5番起用」

コ・ヨンウは大卒1年目の三塁手。当初、守備で高い評価を受けていたが先発起用されると連日ヒットを重ねた。この日は2度目のクリーンアップとなる5番に座り、5打数3安打3打点。規定打席には満たないが打率3割9分3厘をマークしている。

映像:コ・ヨンウの先制タイムリー(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇5月11日(土)の結果

・トゥサン 中 止 KT(チャムシル)

 勝:

 敗:

・ハンファ 1 - 7 キウム(テジョン)

 勝:デ・ヘスス

 敗:ファン ジュンソ

・KIA 中 止 SSG(クァンジュ)

 勝:

 敗:

・ロッテ 1 - 2 LG(プサン)

 勝:ソン ジュヨン

 敗:ウィルカーソン

・NC 2 - 3 サムスン(チャンウォン)

 勝:イ スンヒョン#20

 敗:キム ヨンギュ

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「中止の2カードはあすダブルヘッダー」

今季のKBOリーグは4~6、9月の金、土の試合が中止の場合、翌日ダブルヘッダーが組まれる。昨季、雨天中止の増加で試合消化が遅れたことと、今年は11月にプレミア12が開催されるための対応だ。

あす12日はトゥサンベアーズ-KTウィズ(チャムシル)、KIAタイガース-SSGランダーズ(クァンジュ)が14時開始でそれぞれ2試合を行う。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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