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ピレラの好ヘッスラでチャンスを作ったサムスン サヨナラ勝ちで3連勝<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
タッチをかわしてセーフになったホセ・ピレラ(写真:サムスンライオンズ)

10月1日のKBOリーグは3試合が17時開始で行われた。

サムスンライオンズ-トゥサンベアーズ(テグ)は3-3で迎えた9回裏、サムスンは3番のホセ・ピレラ(元広島)がライト右へヒット。ピレラは果敢に二塁を目指すも、右翼手のセカンドへのダイレクト送球によりアウトかと思われた。

しかしピレラは、野手のタッチをかわすヘッドスライディングでセーフに。サムスンは無死でサヨナラの走者を得点圏に置いた。サムスンは送りバントの後、連続の申告敬遠とショートライナーで2死満塁に。この場面で8番カン・ミンホが押し出し四球を選んで、サムスンが4-3でサヨナラ勝ちした。

サムスンは3連勝。5番手で登板のキム・デウが2020年7月以来の白星を手にしている。

◇10月1日(土)の結果

・LG 1 - 2 NC(チャムシル)

 勝:ダーモディ

 敗:ペ ジェジュン

・サムスン 4 - 3 トゥサン(テグ)

 勝:キム デウ

 敗:キム ガンリュル

・KIA 2 - 3 SSG(クァンジュ)

 勝:ノ ギョンウン

 敗:チョン ヘヨン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「LGが『秋』ユニフォームを着用」

LGツインズは9月29日から10月1日までの3連戦で、ポストシーズンに向けた「秋の序幕」イベントとして秋をイメージした、茶色をベースに文字色に黄色を使用したユニフォームを着用。左胸には紅葉のパッチが施された。

イ・ウチャン(写真:LGツインズ)
イ・ウチャン(写真:LGツインズ)

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

ハンファイーグルスとの2軍戦での出場はなかった。

⇒ 代走、守備固めからレギュラーの3割打者に 韓国3年目・安田権守の飛躍の理由

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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