安田権守がタイムリー3本4打点の大活躍 2戦続けてスタメン出場<韓国KBOリーグ>
29日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。
インチョンでは首位SSGランダーズと4ゲーム差で追う3位トゥサンベアーズが対戦。トゥサンはアン・グォンス(安田権守)が前日に続いて9番ライトで先発出場し、KBOリーグ3年目で自身初の3安打を放った。しかもすべてタイムリーで自己最多の1試合4打点を叩き出した。
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アン・グォンスは2回表2死一、二塁でSSGの先発イバン・ノバの150キロの直球をセンターに運ぶタイムリーヒット。トゥサンは1-0とした。
6回に3打席目を迎えたアン・グォンスは、1死二、三塁でレフト線への二塁打を放ち二者が生還。アン・グォンスのこの日2本目のタイムリーでトゥサンは3点目を挙げ、この回さらに1点を追加したトゥサンは4-0とリードを広げた。
追うSSGはその裏、5番ケビン・クロン(元広島)の4号3ランで1点差に迫るも、トゥサンは8回にもアン・グォンスにライト前へのタイムリーが飛び出し、5-3としてリードを広げた。
試合はアン・グォンスの活躍で決着がついたと思われたが、SSGは8回裏、3番チェ・ジョンの2号2ランで5-5の同点に。延長戦に突入し延長12回、SSGがオ・テゴンのヒットでサヨナラ勝ちした。
なおアン・グォンスは3本目のタイムリーでの出塁後、一塁走者として牽制球で帰塁した際に手を痛めたと見られ、8回表に退いている。
◇4月29日(金)の結果
・LG 4 - 9 ロッテ(チャムシル)
勝:キム ドギュ
敗:キム ジンソン
・キウム 4 - 6 KT(コチョク)
勝:オム サンベク
敗:チェ ウォンテ
・SSG 8 - 7 トゥサン(インチョン)
勝:チョ ヨハン
敗:キム ミョンシン
・KIA 3 - 4 サムスン(クァンジュ)
勝:ムン ヨンイク
敗:チョン ヘヨン
・NC 9 - 4 ハンファ(チャンウォン)
勝:ソン ミョンギ
敗:ナム ジミン
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◆「カン・ジョンホのキウムとの契約認められず」
韓国野球委員会(KBO)はキウムヒーローズが先月申請したカン・ジョンホ(34)の任意引退解除を許可するも、キウムとの選手契約は認めないという結論を出した。
カン・ジョンホは2014年までネクセンヒーローズ(現キウム)に在籍し、ポスティングシステムを利用してメジャーリーグに進出した内野手。メジャー在籍中の16年、韓国国内で飲酒運転事故を起こし、捜査の過程で09、11年にも飲酒運転で摘発されていたことから、KBOリーグ復帰には否定的な意見が集まっていた。カン・ジョンホには懲役8か月、執行猶予2年が下されている。
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※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。