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元西武のマキノンが3安打で打率トップに チームは3連勝で5位から3位タイに浮上<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

23日のKBOリーグは全5試合が18時30分に開始するも、1試合が降雨ノーゲームに。4試合が行われた。

サムスンライオンズのデビッド・マキノン(元西武)はLGツインズ戦に4番一塁で先発出場。4打数3安打で打率を3割7分8厘とし、リーグトップに躍り出た。

この日のマキノンは2回裏の先頭打者としてセンターへのヒット、4回の2打席目、6回の3打席目はそれぞれレフトにヒットを放った。

試合はサムスンが0-3で迎えた6回裏に打者一巡の猛攻。8番イ・ソンギュの4号満塁弾などで7点を挙げ、逆転に成功した。

試合は8回表が終わったところで雨により中断。32分間の中断後、8回降雨コールドでサムスンが7-3で勝利した。サムスンは3連勝で5位から3位タイに浮上。貯金を3とした。

◆「2位とは7厘差」

打率トップのマキノンはここまで21試合に出場し82打数31安打3本塁打13打点。2位のチョン・ソンホ(KT)はマキノンと7厘差の3割7分1厘で追う。マキノンは出塁率も4割6分3厘で1位。得点圏打率は3割9分1厘、10試合で複数安打を記録している。

映像:雨ですべるグラウンドでのマキノンの好守(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇4月23日(火)の結果

・トゥサン 4 - 3 NC(チャムシル)

 勝:パク チョンス

 敗:シン ミンヒョク

・キウム 2 - 5 KIA(コチョク)

 勝:クァク トギュ

 敗:チョ サンウ

・KT 9 - 6 ハンファ(スウォン)

 勝:キム ミンス

 敗:ハン スンヒョク

・サムスン 7 - 3 LG(テグ)

 勝:イ スンミン

 敗:イ ウチャン

・ロッテ 中 止 SSG(プサン)

 勝:

 敗:

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「ロッテ-SSGはノーゲームに」

ロッテジャイアンツ-SSGランダーズ(プサン)は3-2でロッテリードの5回表、雨により中断。天気の回復を待つも、56分間の中断の末、20時40分に降雨ノーゲームとなった。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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