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KTが5連敗で首位陥落 サムスンが残り4試合で1位の座に<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
勝利を喜ぶサムスンナイン(写真:サムスンライオンズ)

23日の韓国KBOリーグはダブルヘッダー1カードを含む5試合が行われました。

首位KTウィズとゲーム差なしの2位で追うサムスンライオンズとの最後の直接対決は、サムスンが4-0で勝利。サムスンは残り4試合となった140試合目でトップに立ちました。

サムスンは先発左腕のペク・チョンヒョン投手が、7回途中3安打無失点と好投し14勝目(4敗)。9回を締めたオ・スンファン投手が44セーブ目を挙げています。また攻撃陣では5回以降、ク・ジャウク、カン・ミンホ、オ・ジェイルの3選手がそれぞれソロアーチを放ってリードを広げました。

敗れたKTは5連敗で8月12日以来の2位後退。KTは残り6試合でNCダイノスと3試合、キウムヒーローズと2試合、SSGランダーズと1試合を残しています。

◆「首位争いのカギを握るのはNC」

サムスンは1日天下だった6月24日以来の首位浮上です。サムスンの残り試合の対戦相手はKTと同じくNC、キウム、SSGの3チーム。うちNCと2試合を残し、NCがサムスン、KTの首位争いのカギを握っています。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

LGツインズ戦の9回表、キム・インテ選手に代わってライトの守備に入りました。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が5試合の結果です。

◇10月23日(土)の結果

・トゥサン 3 - 3 LG(チャムシル)

 勝:

 敗:

・サムスン 4 - 0 KT(テグ)

 勝:ペク チョンヒョン

 敗:クエバス

・ロッテ 15 - 15 ハンファ(プサン)

 勝:

 敗:

・NC 4 - 7 KIA(チャンウォン)

 ダブルヘッダー第1試合

 勝:ユン ジュンヒョン

 敗:ソン ミョンギ

・NC 5 - 2 KIA(チャンウォン)

 ダブルヘッダー第2試合

 勝:ホン ソンミン

 敗:コ ヨンチャン

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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