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口ひげがダンディな右腕が6回1安打無失点の好投<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
ダニエル・メンデン(写真:KIAタイガース)

14日の韓国KBOリーグは4試合がナイトゲームで行われました。

9位のKIAタイガースと2位のサムスンライオンズの対戦は、KIAの先発ダニエル・メンデン投手が好投。6回90球を投げて許したヒットは1本、サムスン打線を無失点に抑え、試合は5-2でKIAが勝利しました。

この日のメンデン投手の直球には力があり、カットボールのコースもよく抜群の安定感を見せました。メンデン投手は6勝目(3敗)です。

メンデン投手のトレードマークは口ひげ。大学時代からのゲン担ぎで先発登板の試合前には、ワックスでひげの毛先をカールさせてマウンドに上がっています。

◆「ユ・ウォンサン(KT)、チョン・ジンホ(ハンファ)ら戦力外に」

KTウィズ、ハンファイーグルスなどが複数の選手のウエーバー公示申請、戦力外通告を行いました。KTはイ・ボグン、ユ・ウォンサン両投手、イ・ホング捕手ら、ハンファはチョン・ジンホ外野手らが退団となります。またKIAのナ・ジュファン内野手は現役引退を決意しました。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

KT戦の9回表、パク・コンウ選手に代わってライトの守備に入りました。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が4試合の結果です。

◇10月14日(木)の結果

・トゥサン 2 - 6 KT(チャムシル)

 勝:ソ ヒョンジュン

 敗:チェ ウォンジュン

・キウム 4 - 8 NC(コチョク)

 勝:シン ミンヒョク

 敗:チョ サンウ

・KIA 5 - 2 サムスン(クァンジュ)

 勝:メンデン

 敗:ウォン テイン

・ロッテ 3 - 13 LG(プサン)

 勝:ケリー

 敗:パク セウン

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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