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開幕戦で昨季の防御率1位助っ人が貫録の好投 ブキャナンは初黒星<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
開幕戦で好投のエリック・ヨキッシュ(写真:キウムヒーローズ)

4月3日の韓国KBOリーグの開幕戦は4試合が雨で中止。コチョクスカイドームの1試合のみ行われました。

キウムヒーローズとサムスンライオンズの対戦はキウムの先発、昨季の防御率1位、エリック・ヨキッシュ投手が7回5安打1失点と好投。キウムが6-1で開幕戦を飾りました。

ヨキッシュ投手は5回まで1安打無失点ピッチング。6回は先頭打者にヒットを許すも、次打者の走塁判断ミスが併殺となって助けられ、7回の1失点を除き、危なげない投球を見せました。

低めへの変化球を打たせて、9つの内野ゴロでサムスン打線を抑えたヨキッシュ投手は、KBOリーグ3年目の今季も活躍を期待させるスタートとなりました。

◆「ブキャナンは6回途中5失点で1敗目」

サムスンの先発デービッド・ブキャナン投手(元ヤクルト)は5回2/3、96球を投げて8つの三振を奪うも、7安打5失点(4自責点)で敗戦投手となっています。

ブキャナン投手は5回に味方の守備のミスで1点を喫して0-2とされ、6回は2死二、三塁で7番キム・ヘソン選手を敬遠し満塁策を取るも、続く8番パク・トンウォン投手も歩かせて押し出しに。9番ソン・ウヒョン選手に2点タイムリーを喫して、この回3点を失ってマウンドを降りました。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

KIAタイガースとの開幕戦は雨で中止でした。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が1試合の結果です。

◇4月3日(土)の結果

・トゥサン 中 止 KIA(チャムシル)

・キウム 6 - 1 サムスン(コチョク)

・SSG 中 止 ロッテ(インチョン)

・KT 中 止 ハンファ(スウォン)

・NC 中 止 LG(チャンウォン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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