18歳ドラ1左腕 4者連続含む5回7三振。無失点デビュー<韓国KBOリーグ>
25日の韓国KBOリーグのオープン戦は全5試合がデーゲームで行われました。
クァンジュKIAチャンピオンズフィールドではKIAタイガースとロッテジャイアンツが対戦。KIAはドラフト1次指名左腕のイ・ウィリ投手が先発登板し、5回を投げて被安打2無失点。7つの三振を奪う好投を見せました。
イ・ウィリ投手は初回、2つの四球と4番イ・デホ選手のライトへの二塁打で2死満塁のピンチを招くも無失点で切り抜けます。
2回にも二塁打を許すも得点は与えず、3、4、5回と三者凡退に抑えて、5回を終えてマウンドを降りました。
72球を投げてストレートの最速は148キロ。低めのチェンジアップで空振りを誘い、4回2死からは4者連続で三振を奪いました。
KIAはサウスポーエースのヤン・ヒョンジョン投手がチームを離れ、メジャー進出を目指してレンジャーズとマイナー契約。先発投手の空いた1枠をイ・ウィリ投手が埋めることが期待されています。
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◆「SSGのユニフォーム30日に発表」
新球団のSSGランダーズは30日18時から出陣式を行い、その場でユニフォームとマスコット、球団歌を発表するとのこと。それに伴い、同日13時から予定していたチャムシル球場でのLGとのオープン戦は12時開始に変更となります。
<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>
7回表に4番キム・ジェファン選手に代わってレフトの守備に入り、8回表にライトに移りました。その裏の打席に入り、結果はピッチャーゴロ。また9回裏の2打席目はサードゴロでした。
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以下が全5試合の結果です。
◇3月25日(木)のオープン戦の結果
・トゥサン 3 - 6 LG(チャムシル)
・SSG 3 - 6 サムスン(インチョン)
・KT 12 - 5 ハンファ(スウォン)
・KIA 1 - 3 ロッテ(クァンジュ)
・NC 4 - 9 キウム(チャンウォン)
⇒ 2021年 韓国プロ野球オープン戦日程表(ストライク・ゾーン)
※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。