韓国のめがねの左腕エース、メジャーキャンプに執念の招待参加 有原の同僚になれるか

レンジャーズのキャンプに招待参加するヤン・ヒョンジョン(写真:KIAタイガース)

自身2度目のフリーエージェント(FA)権を行使し、メジャーリーグでのプレーを希望していたKIAタイガースのエース、ヤン・ヒョンジョン(梁ヒョン種、32)がテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結び、春季キャンプに招待参加することがわかった。13日(日本時間)に球団公式ツイッターが伝えた。

プロ15年目のヤン・ヒョンジョンは韓国KBOリーグを代表する左腕投手として、昨季まで7年連続、計9シーズンで2ケタ勝利を記録。通算147勝は現役トップで歴代4位を誇る。防御率のタイトルを2度獲得し、20勝を挙げて最多勝を獲得した2017年にはチームを優勝に導き、シーズンと韓国シリーズでMVPをダブル受賞した。

また国際大会でも韓国代表のエースとして、2019年プレミア12での日本との決勝戦では先発登板している。ヤン・ヒョンジョンは以前から海外進出への強い意志があったが、ずっと実らずにいた。

2014年のオフにポスティング制度を利用してメジャー移籍を目指すも、入札額が希望する額に届かずメジャー行きを一旦保留とした。FA権を取得した16年冬にはDeNAから2年契約を提示されるが家族と相談の上、この時も海外移籍を封印。KIAの大黒柱として残留を決めた。

そして昨季終了後、FA権を行使して再度メジャー移籍を模索するも進展はなし。ヤン・ヒョンジョンはKBOリーグのキャンプイン目前の1月30日、所属球団のKIAに引き続きメジャー進出を目指す旨を伝え、球団も了承。具体的にMLB球団との契約に至っていない中、退路を断ってメジャー行きを模索していた。

ヤン・ヒョンジョンは日本時間18日からアリゾナ州サプライズで行われるレンジャーズのバッテリー組キャンプに招待参加する。レンジャーズにはポスティングで日本ハムから移籍した有原航平(28)が在籍している。

3月で33歳を迎えるゴーグルがトレードマークの韓国の左腕エースは、キャンプとオープン戦でのアピールで、メジャーリーグのロースター40人枠入りを目指す。

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