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昨季15勝のブキャナン(元ヤクルト)、オープン戦初登板で4回無失点<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
韓国2年目、オープン戦初登板で好投のブキャナン(写真:サムスンライオンズ)

21日の韓国KBOリーグのオープン戦は全5試合がデーゲームで行われました。

テグサムスンライオンズパークではサムスンライオンズとKIAタイガースが対戦。サムスンの先発マウンドには昨季のチームの勝ち頭、デービッド・ブキャナン投手(元ヤクルト)が上がりました。

ブキャナン投手は4回74球を投げて被安打4。3回に満塁のピンチを迎えるも無失点で切り抜けました。

チャンウォンNCパークでは今年1月にSKワイバーンズを買収した新球団、SSGランダーズが昨年のチャンピオン、NCダイノスと対戦。

(関連記事:新球団は「SSGランダーズ」 SKワイバーンズは21年の歴史に幕を下ろす

SSGは注目の元メジャーリーガー、チュ・シンス選手が2番指名打者で先発出場しました。チュ・シンス選手は3打数無安打2三振で、試合途中に退いています。

◆「オープン戦は30日まで」

20日の全5試合が雨天中止となり、21日が初日となったオープン戦は、30日まで行われます。感染症予防の観点から、無観客での実施です。公式戦は4月3日に開幕します。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

5回表、4番キム・ジェファン選手に代わってレフトの守備に入り、その裏の打席でセンター前ヒット。8回の2打席目では空振り三振でした。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。

◇3月21日(日)のオープン戦の結果

・トゥサン 2 - 4 KT(チャムシル)

・ハンファ 3 - 2 LG(テジョン)

・サムスン 10 - 7 KIA(テグ)

・ロッテ 6 - 1 キウム(プサン)

・NC 11 - 3 SSG(チャンウォン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球オープン戦日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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