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7連敗中の最下位チームがM1点灯した首位の1位確定を阻止<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
連敗を7で止めNCの1位確定を阻止したハンファナイン(写真:ハンファイーグルス)

23日の韓国KBOリーグは4試合がナイトゲームで行われました。

首位NCダイノスが公式戦制覇にマジック1で迎えた、テジョンでのハンファイーグルス戦は、NCが守備のミスをきっかけに序盤に失点し、6-11で敗戦。

NCは4番ヤン・ウィジ選手が29、30号と2打席連続弾を放つも、韓国シリーズ直行となる1位確定はあす以降に持ち越しとなりました。NCはあす24日、地元チャンウォンで2位LGツインズと対戦します。

最下位10位が確定しているハンファは連敗を7で止めています。

またクァンジュでは2位LGがKIAタイガースに勝って、1位とのゲーム差を4に縮めています。

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「パク・ピョンホ、前打者敬遠後の一発」

キウムヒーローズの4番パク・ピョンホ選手がトゥサンベアーズ戦の7回表に21号3ラン。この一打は3番を打つ、イ・ジョンフ選手が申告敬遠で歩いた後の一発でした。

パク・ピョンホ選手が低めのスライダーに軽くバットを合わせた打球は、一直線にライトスタンドに飛び込んでいきました。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

キウム戦での出場機会はありませんでした。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が4試合の結果です。

◇10月23日(金)の結果

・トゥサン 2- 6 キウム(チャムシル)

 勝:イ スンホ

 敗:チェ ウォンジュン

・SK 0- 3 ロッテ(インチョン)

 勝:ストレイリー

 敗:イ ゴンウク

・ハンファ 11- 6 NC(テジョン)

 勝:サーポルト

 敗:ルチンスキー

・KIA 4- 8 LG(クァンジュ)

 勝:ケリー

 敗:キム ギフン

 

⇒ 2020年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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