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通算打率現役トップの27歳が決勝打含む2打点 首位NCが連敗を6で止める<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
決勝打を含む2本のタイムリーを放ったパク・ミンウ(写真:NCダイノス)

14日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

チャンウォンNCパークのNCダイノス-KIAタイガースは8-3でNCが勝利。首位のNCは10月8日から続いた連敗を6で止めました。2位のKTウィズが敗れたため、ゲーム差を5.5に広げています。

NCは3回裏1死一、二塁で3番パク・ミンウ選手が、一、二塁間を破る痛烈な打球のタイムリーヒットを放って先制。NCはこの回さらに2点を追加し、3-0としました。

NCは4回にも1点を追加し、4-0となった2死一、二塁の場面では先制タイムリーを放ったパク・ミンウ選手が、今度は三遊間を抜くタイムリーヒット。いずれも初球を打ってのタイムリーでこの日2打点目を挙げました。

27歳のパク・ミンウ選手は5年連続打率3割を記録。今季も3割3分9厘(リーグ6位)をマークしています。

通算打率も3割2分9厘で歴代2位。現役ではトップです(3,000打席以上)。守りでも守備範囲が広い、韓国を代表する二塁手として活躍しています。

◆「イ・ジョンフ、シーズン最多二塁打タイ」

キウムヒーローズのイ・ジョンフ選手がKTウィズ戦で今季47本目の二塁打を放ち、2018年にジャレド・ホイング選手(元ハンファ)が残したシーズン最多記録に並びました。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

ハンファイーグルス戦での出場機会はありませんでした。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。

◇10月14日(水)の結果

・トゥサン 2- 1 ハンファ(チャムシル)

 勝:イ スンジン

 敗:キム ミンウ

・KT 3- 5 キウム(スウォン)

 勝:チェ ウォンテ

 敗:ペ ジェソン

・サムスン 2- 1 SK(テグ)

 勝:イ スンヒョン

 敗:キム テクヒョン

・ロッテ 3- 0 LG(プサン)

 勝:サンプソン

 敗:イム チャンギュ

・NC 8- 3 KIA(チャンウォン)

 勝:ソン ミョンギ

 敗:キム ヒョンス

 

⇒ 2020年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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