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KT再び単独3位 ファン・ジェギュンが4安打3打点の活躍<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
4安打3打点のファン・ジェギュン(写真:kt wiz/初報から差し替え)

25日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

スウォンKTウィズパークのKTウィズ-KIAタイガースは7-3でKTが勝利。KTは先発のオドリサメル・デスパイネ投手がKIA打線を7回途中まで2失点に抑えて、15勝目を挙げました。

打線では2番のファン・ジェギュン選手が15号2ランを含む、4安打3打点の活躍を見せています。

この日、KTと同率3位で並ぶLGツインズが敗れたため、KTは今週日曜日以来の単独3位に。首位NCダイノスとのゲーム差は5.5で、1位NC、2位キウムヒーローズ、3位KTと歴史が浅い3チームが上位を占めています。

◆「SK7連敗から脱出。ハンファ5連勝」

9位のSKワイバーンズは延長11回までもつれる激闘を制して、連敗を7でストップ。10位のハンファイーグルスも延長10回裏サヨナラ勝ちで、連勝を5に伸ばしています。両チームのゲーム差は1.5で下位争いもし烈です。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

この日、サムスン戦での出場機会はありませんでした。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。

◇9月25日(金)の結果

・トゥサン 3- 4 サムスン(チャムシル)

 勝:チェ チェフン

 敗:ユ ヒグァン

・キウム 6- 8 SK(コチョク)

 勝:イ テヤン

 敗:ヤン ギヒョン

・KT 7- 3 KIA(スウォン)

 勝:デスパイネ

 敗:チャン ヒョンシク

・ハンファ 6- 5 ロッテ(テジョン)

 勝:チョン ウラム

 敗:ソ ジュンウォン

・NC 7- 1 LG(チャンウォン)

 勝:ソン ミョンギ

 敗:イム チャンギュ

⇒ 2020年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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