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ブキャナン(元ヤクルト)迷彩柄ユニで7回途中2失点 5勝目で自身4連勝<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
ミリタリーユニフォーム着用で5勝目のブキャナン(写真:サムスンライオンズ)

13日の韓国KBOリーグはダブルヘッダーを含む、全6試合が行われました。

テグサムスンライオンズパークのサムスンライオンズ-KTウィズは、前夜の試合が雨で中止となり、この日は14時開始のダブルヘッダーに。サムスンは1試合目の先発マウンドにデービッド・ブキャナン投手(元ヤクルト)が上がりました。

6月の韓国は、国を守るために犠牲になった人を追悼する「護国報勲の月」。この日のサムスンはミリタリーユニフォームを着用です。

迷彩柄のユニフォームに袖を通したブキャナン投手は、この日も打たせて取るピッチングで、6回2/3を投げて奪った三振は3つ。チーム打率2割9分5厘(リーグ3位)のKT打線に対し被安打5。ソロホームラン2本の2点に抑えました。

試合はサムスンが5-3で勝利し、ブキャナン投手は5勝目。5月24日のトゥサン戦で2勝目を挙げて以来、4連勝中です。

この試合、8回から3番手でオ・スンファン投手(元阪神)が、復帰後3試合目の登板。1回を投げて1失点でした。

◆「ハンファの連敗の行方は明日に持ち越し」

リーグワースト記録に並ぶ18連敗中のハンファイーグルスは、以下の既報通り、13日の試合が降雨サスペンデッドゲームに。3回裏、4-3でトゥサンベアーズがリードした場面から、14日14時に再開されます。

(関連記事:18連敗中のハンファ、降雨中断による「特別サスペンデッドゲーム」で記録の行方は明日に持ち越し

<きょうのアン・グォンス(安田権守)>

ハンファとの2軍戦に2番ライトで先発出場し、初回にレフトへの二塁打を放って、4打数1安打でした。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が5試合の結果と1試合の途中経過です。

◇6月13日(土)の結果

・LG 6- 7 ロッテ(チャムシル)

 勝:ソン スンジュン

 敗:ヨ ゴンウク

・SK 1- 2 KIA(インチョン)

 勝:イ ムギヨン

 敗:ムン スンウォン

・ハンファ- トゥサン(テジョン)

 降雨によるサスペンデッドゲームとなり、14日に3回裏無死から再開(ハンファ 3-4 トゥサン)。

・サムスン 5- 3 KT(テグ)

ダブルヘッダー第1試合

 勝:ブキャナン

 敗:デスパイネ

・サムスン 4- 7 KT(テグ)

ダブルヘッダー第2試合

 勝:ペ ジェソン

 敗:イ スンミン

・NC 5- 18 キウム(チャンウォン)

 勝:ハン ヒョンヒ

 敗:イ ジェハク

⇒ 2020年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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