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こちらも「背番号18」の3人が勝利投手に/首位KIAが5失策で大敗<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者
背番号18の3投手(写真:サムスンライオンズ、kt wiz、ロッテジャイアンツ)

2日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

KIAタイガース-KTウィズ(クァンジュ)は、3回表0-3で3点を追うKTが5点を挙げて逆転に成功。KTは終盤にも追加点を挙げ12-5で勝利した。

KIAはリーグ唯一の防御率1点台でリーグトップのジェームズ・ネイルが先発。3回に投手ゴロを二塁に悪送球しピンチを招くと、内野ゴロの間の1点と2本のタイムリーで3失点し3-3の同点となった。

さらにパスボールで走者が進み、サードの2点タイムリーエラーで計5失点。KTに逆転を許した。

ネイルは7回にも無死でセカンドのエラーで出塁した走者が、後続打者の適時打でホームに還り失点。7回途中8安打6失点でマウンドを降りたが、自責点は0だった。

この日の首位KIAは5失策。4勝負けなしだった助っ人右腕の足を引っ張った。

◇5月2日(木)の結果

・トゥサン 2 - 4 サムスン(チャムシル)

 勝:ウォン テイン

 敗:チェ ウォンジュン

・ハンファ 3 - 4 SSG(テジョン)

 勝:コ ヒョジュン

 敗:チャン ミンジェ

・KIA 5 - 12 KT(クァンジュ)

 勝:オム サンベク

 敗:ネイル

・ロッテ 6 - 5 キウム(プサン)

 勝:チェ ジュンヨン

 敗:キム ジェウン

・NC 4 - 5 LG(チャンウォン)

 勝:ユ ヨンチャン

 敗:イ ヨンチャン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「背番号18の3人が勝利投手に」

この日勝利投手となった5人のうちウォン・テイン(サムスン)、オム・サンベク(KT)、チェ・ジュンヨン(ロッテ)の背番号はいずれも18。

メジャーリーグでは日本時間2日、前田健太(タイガース)、今永昇太(カブス)、山本由伸(ドジャース)の日本人3投手が勝利投手になったがこの3人も背番号18で、世界でエースナンバーが白星を挙げる日となった。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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