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リーグワン1部・第8節私的ベストフィフティーン【ラグビーのサブスク】

向風見也ラグビーライター
ゴールキックを蹴るフォーリー(写真:つのだよしお/アフロ)

 リーグワン1部・第8節は2月18、19日にありました。結果は下記。

 ブラックラムズ 7―18 サンゴリアス 

 イーグルス 59―48 ブレイブルーパス

 ワイルドナイツ 41―6 ライナーズ

 ヴェルブリッツ 21―18 グリーンロケッツ

 スピアーズ 60―22 ダイナボアーズ

 スティーラーズ 32―29 ブルーレヴズ

 上位3チームは揃って白星も、堅守のダイナボアーズをエリアゲーム、ボールゲーム、フィジカルバトルともに圧倒したスピアーズ以外は内容面に課題を抱えたでしょうか。

 特にサンゴリアスは、ブラックラムズのフィジカリティに手こずった印象。ブラックラムズは多くの反則で自陣に戻されながら、その後の防御で粘るシーンが多数ありました。

 ワイルドナイツは後半に規律を乱してライナーズに攻撃権を与えたものの、向こうのミスをそつなく得点化する展開で勝ち点5を確保しました。

 イーグルスとブレイブルーパスの4、5位対決は打ち合いとなりました。

 いずれもチャンスゾーンで攻め切る術があるだけに、相手に好位置で攻めさせないマネジメントが焦点となっていました。

 その領域で後手を踏んだのが、敗れたブレイブルーパスでした。キックオフ後の攻防でボールや陣地を失うことの積み重ねで、後半12分までに15―52と大差をつけられました。

 奮闘の続くブルーレヴズは、防御、エリアゲームを首尾よく進めながら、相手ボールキックオフからの陣地脱出、ロックの大戸裕矢が退場してからのラインアウトで後手を踏み、要所での得点機も逸したことで、ラストワンプレーでの逆転負けに泣きました。

 本稿では前節に引き続き、際立った選手によるベストフィフティーンをご紹介します。内訳は以下の通りです。

 ワイルドナイツ 4名

 スピアーズ 3名

 イーグルス 3名

 サンゴリアス 2名

 スティーラーズ 2名

 ブラックラムズ 1名

 

 特に際立つ選手は「週間MVP」として無料閲覧エリアでご紹介します。

<週間MVP>

バーナード・フォーリー(スピアーズ/先発、62分間出場)

 テリトリーバトルではスペースへコントロールされたキックを放ち、味方のチェイサーを揃えるのを容易にした。

 6―3と3点リードの前半12分頃。防御網の裏へ放たれたキックを真正面でキャッチし、奥側のスペースへ蹴り返す。5度、バウンドさせた先に味方が壁を作り、好位置でのラインアウト獲得につなげる。

 攻めては鋭い仕掛けからのパスで、深めの攻撃ラインに推進力をもたらした。

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ラグビーライター

1982年、富山県生まれ。成城大学文芸学部芸術学科卒。2006年に独立し、おもにラグビーのリポートやコラムを「ラグビーマガジン」「ラグビーリパブリック」「FRIDAY DIGITAL」などに寄稿。ラグビー技術本の構成やトークイベントの企画・司会もおこなう。著書に『ジャパンのために 日本ラグビー9人の肖像』(論創社)『サンウルブズの挑戦 スーパーラグビー――闘う狼たちの記録』(双葉社)。共著に『ラグビー・エクスプレス イングランド経由日本行き』(双葉社)など。

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