「カナリア軍団」が、カタール・ワールドカップに向けてギアを上げてきた。
強いブラジル代表が戻ってきたと見ていいかもしれない。
2018年のロシア・ワールドカップで、カナリア軍団(ブラジル代表の愛称)は準々決勝でベルギー代表に敗れて大会から姿を消した。ネイマール、フィリップ・コウチーニョ、ガブリエウ・ジェズスらを擁するチームは優勝候補と謳われたが、黄金世代が集ったベルギーを前に屈した。
あれから、3年が経過した。
ブラジルは2022年のカタール・ワールドカップに向け、破竹の勢いで勝ち進んだ。南米予選第12節終了時点で10勝1分け(1試合未消化)と無敗を貫き、早々と本大会出場を決めている。
■ネイマール依存症
チッチ監督はカナリア軍団をソリッドで統制の取れたチームに仕立て上げた。一方で攻撃面では「ネイマール依存」が強くなる傾向があった。
この記事は有料です。
誰かに話したくなるサッカー戦術分析のバックナンバーをお申し込みください。
誰かに話したくなるサッカー戦術分析のバックナンバー 2021年11月
税込550円(記事9本)
2021年11月号の有料記事一覧
※すでに購入済みの方はログインしてください。