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「カナリア軍団」が、カタール・ワールドカップに向けてギアを上げてきた。

森田泰史スポーツライター
ブラジル代表の攻撃陣(写真:ロイター/アフロ)

強いブラジル代表が戻ってきたと見ていいかもしれない。

2018年のロシア・ワールドカップで、カナリア軍団(ブラジル代表の愛称)は準々決勝でベルギー代表に敗れて大会から姿を消した。ネイマール、フィリップ・コウチーニョ、ガブリエウ・ジェズスらを擁するチームは優勝候補と謳われたが、黄金世代が集ったベルギーを前に屈した。

あれから、3年が経過した。

ブラジルは2022年のカタール・ワールドカップに向け、破竹の勢いで勝ち進んだ。南米予選第12節終了時点で10勝1分け(1試合未消化)と無敗を貫き、早々と本大会出場を決めている。

■ネイマール依存症

チッチ監督はカナリア軍団をソリッドで統制の取れたチームに仕立て上げた。一方で攻撃面では「ネイマール依存」が強くなる傾向があった。

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スポーツライター

執筆業、通訳、解説。東京生まれ。スペイン在住歴10年。2007年に21歳で単身で渡西して、バルセロナを拠点に現地のフットボールを堪能。2011年から執筆業を開始すると同時に活動場所をスペイン北部に移す。2018年に完全帰国。日本有数のラ・リーガ分析と解説に定評。過去・現在の投稿媒体/出演メディアは『DAZN』『U-NEXT』『WOWOW』『J SPORTS』『エルゴラッソ』『Goal.com』『ワールドサッカーキング』『サッカー批評』『フットボリスタ』『J-WAVE』『Foot! MARTES』等。2020年ラ・リーガのセミナー司会。

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