災害時のトイレ・衛生調査の実施、小学校のトイレ空間改善、小学校教諭等を対象にした研修会、トイレやうんちの大切さを伝える出前授業、子どもの排便に詳しい病院リストの作成などを実施。災害時トイレ衛生管理講習会を開催し、人材育成に取り組む。TOILET MAGAZINE(http://toilet-magazine.jp/)を運営。〈委員〉避難所の確保と質の向上に関する検討会・質の向上ワーキンググループ委員(内閣府)、循環のみち下水道賞選定委員(国土交通省)など。(書籍)『もしもトイレがなかったら』(少年写真新聞社)、『うんちはすごい』(株式会社イーストプレス)、『うんちさま』絵本(金の星社)など
記事一覧
- 16,655人の小学生による排便記録でわかる便秘事情
全国の小学生16,655人のうち、硬い便が7日間のうちで2回以上の児童は14.6%でした。本記事では、排便記録の結果からみた、子どもの排便事情について説明します。
- 高校生の2人に1人は便秘状態もしくは便秘予備軍、受験に備えてお腹を整えよう!
全国の高校生1,000人を対象に排便事情に関するアンケート調査を行いました。便秘と思われる生徒がどのくらいいるのか、また便秘が及ぼす勉強への影響等について説明します。
- 「世界トイレの日」に、自分の排泄を考えよう
トイレや排泄は話題になりにくいテーマであるがゆえに、改善が遅れます。声に出しにくい、声にならないことは、問題なしとなってしまいます。世界トイレの日をきっかけに、トイレや排泄の大切さについて考えます。
- オストメイトのトイレ利用時の困りごと
オストメイトの方は、外見では分からないので、バリアフリートイレを使用する際に白い目で見られることがあります。オストメイトの方には、どのようなトイレ設備が必要なのかを説明します。
- 実際に排尿を記録することで気づいた3つのこと(総尿量、健康時の値、膀胱感覚)
「排尿」に着目し、自分の尿量を記録することで得られる気づきについて考えてみたいと思います。得られたデータをどのように読み解いたらよいのかについても簡単に説明します。
- 新学期 学校トイレを清潔に保つには、具体的な点検方法の例示が必要
新型コロナウイルス感染症等への対策も求められる現状において、学校トイレの衛生確保は重要です。快適性に加え、清掃しやすくて清潔を保ちやすい空間・設備とするために必要なことについて考えてみます。
- 東日本大震災から10年 仮設トイレから「快適トイレ」へ
災害時に快適なトイレ環境を確保することは、決して贅沢ではありません。被災者の尊厳を守り、関連死を防ぐためにも誰もが安心して安全に使えるトイレ環境を整えるべきです。
- 東日本大震災から10年 トイレ問題はデリケートで声に出しにくいため、対策が遅れてしまう
東日本大震災から私たちは何を学び、何を備えたのでしょうか。ここでは、トイレという切り口で現状の課題を整理し、今すぐに取り組むべきことを提案します。
- ピーク時は約2000人、避難所におけるトイレ衛生管理の重要性を考える
被災経験者の話には、実践的なノウハウがたくさん詰まっています。平成30年7月の豪雨災害で避難所となった倉敷市立岡田小学校のトイレ対応について要点をまとめました。
- 多目的トイレの名称変更と心のバリアフリー トイレは機能集中から最適化へ
車いす使用者等が使用するトイレの名称をどうするかが話題になっています。これまでの経緯を踏まえて、私たちがアップデートしなければならないトイレ文化について考えてみます。
- 約4割の人は便秘かどうかを間違って認識している
私たちは自分の排泄が良好なのか、そうでないのかを分かっていない、もしくは間違って認識している可能性があります。本記事では排便に着目し、便秘に対する意識調査の結果を紹介します。
- ホワイトアウトによる事故で車両立ち往生、現場のトイレ事情を報告
2021年1月19日、東北道下り古川インターチェンジ付近で起きたホワイトアウトによる事故で、130台を超える車両が立ち往生しました。その際のトイレ対応を、現場にいた人からの情報をもとに説明します。
- コロナ禍における学校のトイレ清掃の実態
学校のトイレを衛生的に保つことは安心して学校生活を送るうえで欠かせません。本記事では、コロナ禍における学校でのトイレ清掃の実態を踏まえ、今後の課題について整理します。
- 下痢便のとき、あなたの手は汚染されている 手洗いを徹底しましょう
排泄物には、新型コロナウイルスに限らずノロウイルスや腸管出血性大腸菌などのウイルスや病原菌を含んでいる可能性があります。排便後、肛門を拭く時に手が汚染される可能性について説明します。
- 災害時にトイレに水を流してよいか
災害時に水洗トイレが使えるかどうかを居住者自身で確認する方法について説明します。
- 回数だけではわからない 小学生の24.6%が便秘の可能性
全国の小学生 5,678 人の排便記録を集計した結果、便秘が疑われる児童の割合が見えてきました。便秘の目安として、排便の回数に注目しがちですが、便の硬さも重要です。ぜひ参考にしてください。
- 大雪による停電で水洗トイレが使えなくなる 過去のブラックアウトに学ぶ
大雪で停電すると断水する可能性があります。つまり、水洗トイレが使えなくなることがあるのです。このようなときのトイレの備えについて説明します。
- 台風・浸水時に役立つ携帯トイレの使い方
震災・水害時などに水洗トイレが使用できなくなった際、どのようにトイレ機能を確保したらよいかを説明します。最初にお伝えしますが、携帯トイレは震災時にも役立ちますので、ぜひ備えてください。
- トイレの汚水が逆流する兆候 浸水時のトイレ対応を考える
水害への対応は、安全なところへの避難が最優先で、次に避難生活を送るための備えが必要です。抜け落ちがちなのが「トイレの備え」です。本記事では浸水時のトイレ対応について説明します。
- 九州南部での大雨 トイレ支援として今すぐに必要なこと
2018年西日本豪雨の教訓をもとに、水害時に初期段階のトイレ支援(仮設トイレ・携帯トイレ・簡易トイレ)で何が必要なのかを簡単にまとめました。被災地の方々、支援に携わる方々の参考になればありがたいです。
- 南海トラフ地震 深刻なトイレ不足となる 必要なトイレ数は約9,700万回分
首都直下地震や南海トラフ地震などの巨大地震がいつ起きてもおかしくないと言われています。南海トラフ地震では、4日~7日で約9,700万回分のトイレが必要となりますが、かなり不足します。
- 新型コロナが生み出すトイレ不安 トイレを警戒するより自分の手を警戒する
新型コロナのように不確定要素が多く、先行きが見えないと不安が募ります。不安の増殖は異常な行動につながります。そこで、本記事ではトイレ不安によって引き起こされるダメージと対応方法について考えます。
- おうち時間で腸内環境を改善 食物繊維たっぷりのお手軽レシピ
外出自粛中は、簡単で便利なカップ麺やレトルト食品が中心になりがちな方もいると思います。腸の状態を良好に保つ食品成分の一つである「食物繊維」に着目し、上手に摂取する方法について書きます。
- 導入した工事件数は3346件 仮設トイレから快適トイレになることで避難所のトイレが変わる
建築・建設現場で使用される仮設トイレの質が改善されることが、避難所等におけるトイレの改善につながります。「仮設トイレ」が「快適トイレ」に変わろうとしています。その動きと効果について説明します。
- ローソンのトイレから考える、Withコロナ時代におけるトイレのあり方
一刻も早く新型コロナウイルス感染が収束することを期待する一方で、コロナと共存するライフスタイルにシフトすることが求められています。本記事では、Withコロナ時代における公共トイレについて考えます。