日本マクドナルド『モバイルオーダー』全国展開でオーダー行列がなくなる?

日本全国で開始となったモバイルオーダー 出典:筆者

KNNポール神田です。

□日本マクドナルドは(2020年)1月28日)よりモバイルオーダーを全国導入。店舗外からスマホアプリを使って商品を注文・決済できるようになります。

□「モバイルオーダー」は、専用のスマホアプリ(iOS / Android)を通じて、商品の注文から支払いまでを行えるサービスです。店舗に到着したら商品を受取るだけでOK。レジに並ぶ必要がないため、来店客の待ち時間を減らせます。店舗側としてもレジ要員を削減できるため、人手不足の解消にも効果があります。

出典:マクドナルド、『スマホ注文』全国導入 もうレジに並ぶ必要なし

このニュースを見て、アプリを実際にダウンロードして『モバイルオーダー』をマクドナルドの店舗でトライしてきた。

なんといっても、今までのマクドナルドの店舗で…

1.座席を探し、

2.オーダーの列に並んで、商品をオーダーし、

3.精算し、

4.出来上がりを待って、

5. 席にもどってようやく食事

という流れが、『モバイルオーダー』と『テーブルデリバリー』を活用することによって…。

1. 座席を探し、

2.モバイルオーダー でオーダー、精算、テーブルナンバー

3.出来上がるまで席で待つだけ。座席に届けてくれて食事 以上!

に変化したのだ。これは新たな体験だ。今までのオーダーの行列を並んでいた時間は何だったのか?と思う。二度と、オーダーの行列には、並びたくなくなったほどだ。『モバイルオーダー』導入店と非導入店では競争力でも大いに差が出てきそうだ。

■日本マクドナルドのモバイルオーダーサイト

http://www.mcdonalds.co.jp/shop/mobileorder/

■『キャッシュレス』の次は『モバイルオーダー』の時代

中国の新興珈琲チェーンのキャッシュレスの『Luckin Coffee』などにようやく追いついた。しかも日本全国のマクドナルドで誰もが体験できるのだ。このモバイルオーダーの普及によって、マクドナルドのオーダーの人材などがかなり軽減できるのではないだろうか?

『Luckin Coffee』のように受け渡しだけという店舗も登場するのかもしれない。

キャッシュレスの次はモバイルオーダーの時代がようやくやってきた。

Lackin Coffeeはレジがない現金お断りの店舗 出典:KNN
Lackin Coffeeはレジがない現金お断りの店舗 出典:KNN

https://news.yahoo.co.jp/byline/kandatoshiaki/20190828-00140186/

すでに、ゼンショーの『すき家』なども

すき家モバイルオーダー 出典:すき家
すき家モバイルオーダー 出典:すき家

『モバイルオーダー』を全国導入しており、セブン&アイ・フードシステムズ の

デニーズ モバイルオーダー 出典:デニーズ
デニーズ モバイルオーダー 出典:デニーズ

『デニーズ』でも限定店舗の時間限定であるが、テーブルのQRコードを読み取る『モバイルオーダー』を展開している。

また、楽天は『Rakuten Ready』で、ショーケースギグでも『SelfU』で『モバイルオーダー』のサービスを提供している。ヤフーは『Yahoo!ロコ モバイルオーダー』で持ち帰り店舗での展開をおこなっている。

■店舗&顧客、双方にメリットの『モバイルオーダー』

店舗にとっても顧客にとっても双方にメリットをもたらす『モバイルオーダー』。

顧客にとっては、メニューの検討時間が増えるので客単価の向上をもたらす。列に並ばされる心理的コストが軽減するので来店頻度が上がる。何よりも店舗にとっては、注文オーダーに関する人件費が最大限に削減できるだけではなく、釣り銭などの現金を一切触らないですむこと、顧客のオーダーが直接キッチンにまで届くこと、レジでの精算処理業務などが軽減される。さらに、顧客のメニュー画面の遷移や訂正やキャンセルにより、商品構成や商品ラインナップの構成までリサーチすることができる。

LINEなどが、『ミニプログラム』や『スーパーアプリ』として、2020年の春の展開をOMO戦略で位置づけている。個々の企業別の『モバイルオーダー』が普及するのか、『スーパーアプリ』が普及するのか…2020年、最大のキャッシュレス外食市場の火蓋が切って落とされている。中小の飲食店でもキャッシュレスに踏み込み、モバイルオーダーに踏み込まないと取り残される時代がやってきたと感じる。

1961年神戸市生まれ。ワインの企画・調査・販売などのマーケティング業を経て、コンピュータ雑誌の編集とDTP普及に携わる。1995年よりビデオストリーミングによる個人放送局「KandaNewsNetwork」を運営開始。早稲田大学大学院、関西大学総合情報学部、サイバー大学で非常勤講師を兼任後、ソーシャルメディア全般の事業計画立案、コンサルティング、教育、講演、執筆、政治、ライブストリーム、活動などをおこなう。メディア出演、コンサル、取材、執筆依頼 などは 070 5589 3604 まで

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