大阪府・吉村知事が定例会見1月27日(全文3)ワクチンはゲームチェンジャーになりうる
新規感染者が300人を切る日が続けば解除要請するのか
関西テレビ放送:関西テレビの竹内と申します。先ほど知事のほうから、緊急事態宣言解除をどうするかについては国のほうとも話をしたいという話がありました。大阪の新規感染者が300人を切るような日々が続いている場合は、大阪は解除を要請するということでいいのでしょうか。つまり重症病床が、その時期、2月7日の時点で逼迫していたとしても、感染者数が下がってきていたならば、遅れて重症者の数も減ってくるということで、将来的には病床の逼迫も解消されるという、そういった知事のお考えは変わっていないということでしょうか。 吉村:ええ、その考え方は変わっていないです。やっぱり緊急事態宣言を続けるというのは、それだけ、副作用がなかったら僕もずっと続けますけどね。ただ、僕みたいに収入が減らない人はいいですよ。皆さんも収入減らんかもしれないけども、収入が減る人、生活が成り立たなくなる、そういうリスクのある人、あるいは倒産する人、失業する人だってゼロではなくて、やっぱりいらっしゃるので、その人たちにとっては本当に一大事です、緊急事態宣言。 ですので、そこの人たちの声というのを僕自身も強くやっぱり受け止めていますし、でも一方で感染拡大したら良くないし、感染が急拡大したら余計、また社会経済にリスク、負担も増えてくるので、そこの見極めは非常に難しいし重要だと思ってますが、単純に延ばせばいいとは僕は思ってないです。ですので、やっぱり感染者の数をちゃんと見極めて、これは感染が一定程度抑えられている状況なのかどうかっていうのを見極めた上で判断したいと思います。 ただ、重症病床っていうのは、その時点ではやっぱりまだ逼迫している状況だと思うんです、来週の頭ぐらいであったとしても。ただ、感染者全体が減ってくれば、これは必ずその先は減ってきますんで、それはもう統計上明らかですから。その辺りも、病床の逼迫度も踏まえて最終的には総合的に、総合的というか、最終的にはそういった人たちのこともやっぱり考えた上で判断をしていきたいというふうに思っています。 関西テレビ放送:ありがとうございます。 司会:次のご質問をお願いします。