軽いのにハイパー高画質な“VR”ヘッドセット「MeganeX superlight 8K」がスゴそうすぎた
なおこのスケルトンモデルは試作機です。市販品は黒いケースで覆われます。 PICO、HTC、Metaと矢継ぎ早に各社からXRヘッドセットが登場していますが、日本のVR機器メーカー シフトール/パナソニックからも来年発売予定の「MeganeX superlight 8K」が発表されましたよ。おお、製品名に8Kの文字が入ってる! コイツは高画素機だ! 【全画像をみる】軽いのにハイパー高画質な“VR”ヘッドセット「MeganeX superlight 8K」がスゴそうすぎた なおこのモデルは、SteamVRなどPC VRゲーム/アプリを使うためのVRヘッドセットです。スタンドアローンで動かせるものではないことを覚えておきましょう。
8Kじゃないけど8Kに極めて近い8K VRヘッドセット
コイツは片目3552x3840ピクセル、両目で7104x3840ピクセルの解像度を持つ小型軽量のVRヘッドセット。四捨五入論でいくと7.1Kじゃない?とツッコミたくなるけど、合わせて8Kクオリティの10bit HDR表示が可能な1.35型マイクロ有機ELパネルを2枚使っています。 レンズはパナソニックが独自開発したというパンケーキレンズです。円形というのが特徴的。 0D~-7Dまでの視度調整機能が備わっているので、普段はメガネが手放せないメガネ男子やメガネ女子でも大丈夫ですね。
XRヘッドセットではなくVRヘッドセット。なぜならVRChatユーザー向けとしたから
昨今のXRヘッドセットと比較すると、いろいろ足りない機能はあります。外界を見るMR用のカメラはない。スピーカーもない。無線接続機能もない。バッテリーもない。トラッキングはSteamVR/Lighthouse仕様なので、ベースステーションやコントローラは別に用意しなければなりません。 しかしシフトールの岩佐社長はいいます。「MeganeX superlight 8KはVRChatなどのVRコミュニケーション用として作ったヘッドセット」だと。VR空間の中に入るためのパスポートとなるヘッドセットゆえ、MR/ビデオパススルー機能はあえて搭載しなかったと。 そう考えると、確かにMRカメラは不必要です。代わりに周囲を見渡したいときはヘッドセット本体部をはねあげればOKということで、ロック機構付きのヒンジが備わっています。