軽いのにハイパー高画質な“VR”ヘッドセット「MeganeX superlight 8K」がスゴそうすぎた
本体のみで185g未満。ヘッドバンドなどをつけた状態で250g前後
オーディオまわりはUSBポート経由で対応。マイクは内蔵していますが、USB接続マイクやオーディオヘッドセットからも音を入れることができる。 PCとの接続に関しては、バッテリーを内蔵していても1時間くらいしかもたないのが現実。でもVRChatってハマると3時間も4時間もログインして雑談に花を咲かせちゃうから、無線機能は搭載せずに有線接続オンリーかつ、USB給電専用でイイだろうという判断となっています。すごい割り切りっぷりだ。 でもDisplayPortの広帯域な映像信号をピュアなまま受け取って表示できるメリットにもつながっていますね。 本当に必要な機能なのか、オプションでカバーできるものなのかを取捨選択して作り込んだ結果、MeganeX superlight 8Kは本体のみで185g未満、ヘッドバンドなどをつけた状態で利用状態で250g前後という軽さを実現しました。 この軽さのおかげで、おでこのバッドとヘッドバンドの2点で支えることができます。フェイスパッドが目元やほっぺたにムギューと押し付けられないので、肌への影響はめちゃくちゃ抑えられていますね。
発表会時のデモでは真価を確認できなかったが、画質は確かに良さそう
そんな8KのVRヘッドセットで、無圧縮の映像も表示できるとあっては、画質チェックが必須すぎます。発表会の会場ではプロ用の11K 360度カメラで撮った全天球映像と、VRChatの美麗ワールドで確認したのですが...。確かにキレイです。水やガラスに反射した光の再現性はかなりリアルです。手を伸ばして触れたくなっちゃうほど。このクオリティが出せるのはVision Proなどごく一部のXRヘッドセットだけでしょう。 でも、その後に、メニュー画面を見たときの衝撃たるや。目に入る文字のシャープさが群を抜いている。 MeganeX superlight 8Kのポテンシャルはこんなもんじゃないぞー、16K 360度カメラで撮った全天球動画とか、8Kテクスチャをふんだんに使いまくったワールドやアバターじゃないと、MeganeX superlight 8Kの画質チェックはできないぞー、と言われた気がする。本人、じゃない、本ガジェットに。
VRに超高画質を求める時代、くるか
有線専用接続ならではの煩わしさはあります。椅子のキャスターで踏んでも大丈夫なくらい、被膜が厚いUSBケーブルを使っているからなおさら。 それでもMeganeX superlight 8Kで体験できる画質は良いもの。そして前述したように、この先のレベルのクオリティを予感させるものでした。 テレビ買うなら8K。ミラーレスなら4800万画素以上の高画素機。そういった超高画質を求める時代が、VRにもくるのかな。来るとしたら、MeganeX superlight 8Kもそのキッカケの1つになるのかな。と感じましたねえ。 Source: Shiftall
武者良太