菅官房長官が定例会見9月4日午後(全文)サリン事件資料のアーカイブ化を指示
防災省創設の必要性への見解は
時事通信:時事通信の【マスダ 00:21:16】です。防災対応に関してお伺いします。総裁選の候補者である石破茂氏が防災省の創設を提言しています。政府の司令塔機能の強化が狙いということですが、創設の必要性についてのご見解をお聞かせください。 菅:まず近年、大規模災害のときなどは総理の指揮の下に内閣官房や内閣府、ここが中心となって省庁横断的な取り組みを行い、各省庁と自治体の適切な役割分担の下に被災地の迅速な復旧と、早期の復興に取り組んできているものと承知しています。いずれにしろ、防災体制の充実、強化というのは重要な課題であって、関係省庁や地方自治体の連携の在り方についても不断の見直しを進めて、万全の防災体制を築き上げていくことが大事だと思います。
メラニア夫人と昭恵夫人の会談内容は
東京新聞:東京新聞の【ムラカミ 00:22:13】です。日米首脳の夫人の電話会談について伺います。ホワイトハウスはトランプ大統領のメラニア夫人と安倍首相の昭恵夫人が3日に電話会談したと発表しました。どのような内容が話し合われたんでしょうか。 菅:総理夫人より、大統領夫妻と良好な関係を築けたことは、自身にとっても日米関係にとっても大変ありがたいという旨を述べられたということであります。これに対して大統領夫人より、温かいお言葉に感謝する、これまでの総理の強いリーダーシップに敬意を表する旨の発言がありました。両夫人は現在のコロナ禍における互いの健康を祈りつつ、これまでの交流を振り返り、お互いの友情への謝意を述べた。こういうことが大枠のようであります。 東京新聞:東京新聞のムラカミです。両夫人の会談についてホワイトハウスが発表されてるわけですけれども、昭恵夫人はどのような立場で会談をされたんでしょうか。総理の公務の遂行の補助として臨まれたんでしょうか。 菅:総理夫人は、本日の電話会談、内閣総理大臣夫人として実施したところであり、今、お話しいただきましたように、総理の公務遂行の補助として臨んだと、こういうことであります。 東京新聞:東京新聞のムラカミです。そうしますと、今、総理の公務の遂行の補助というお話がありましたけれども、昭恵夫人は「桜を見る会」などの行事への出席も総理の公務の遂行の補助の一貫としてされてきました。「桜を見る会」や森友学園をめぐる問題について安倍首相が今回、辞任されるということに合わせて、当事者である昭恵夫人が直接説明される機会を政府は設けられるお考えはありますでしょうか。 菅:それは考えていません。