菅官房長官が定例会見9月4日午後(全文)サリン事件資料のアーカイブ化を指示
都の名称は首都・東京に限るべきか
読売新聞:読売新聞の藤原です。大阪都構想に関連して、維新代表の松井一郎大阪市長は、大阪府の名称を将来的に大阪都にしたいとのお考えを示しております。法整備が必要になるとは思いますけども、広域自治体としての都の名称は首都・東京に限るべきか、政府の見解をお聞かせください。 菅:都の名称については昭和18年、東京都制が制定され、東京府が東京都に名称変更されて以来、東京都においてのみ用いられているというふうに承知しています。またこれ、地方自治法第3条の規定によって、都道府県の名称変更をしようとするときは別途法律を定めることにされており、いずれにしろ大阪における特別区設置の成否については、法令の手続きに沿って地域に判断を委ねているものであり、まずは関係者の間で議論する。そういうことだと思います。 読売新聞:読売新聞の藤原です。話題が変わります。大阪の松井市長はきょう、長官について、ぶれないし、やると言ったことは必ず実現してくれると述べました。自民党の世耕参議院幹事長も先日の会見で、長官の政治手腕について、【***の調整で 00:19:42】、政治手腕、非常に高いと言われています。実行力や調整力を評価したのだと思いますけども、長官ご自身は政治家としての長所をどのように自己分析をしているのか、お聞かせください。 菅:こうした場で答えにくいご質問だというふうに思います。7年8カ月、官房長官として危機管理をはじめ、内外の幅広い重要課題の調整、決定に携わってきた経験はあると言えるんじゃないでしょうか。
総裁選が始まるが定例会見は続けるのか
記者:【*****00:20:16】です。間もなく総裁選が始まるわけですけども、この菅長官による定例会見は今後も続けられるんでしょうか。 菅:従来の中で原則として定例会見というのは行うことにいたしております。また、他のスケジュールでどうしても私が困難な場合においては、官房副長官に代行をお願いしたいと思いますけども、基本的には私が行うと、こういうふうに考えています。 記者:【*****00:20:54】です。安倍政権は歴代最長の政権となったわけですけれども、総理がこうした安定政権の枠組みを次の政権に継承するために、どういった役割をお考えなんでしょうか。 菅:まず、それはどなたかが総理になった上で考えることなんだろうと思います。