小池都知事が定例会見12月24日(全文2完)帰省する都民は無料検査を役立てて
入国者数が国の制限を超える現状をどう考えているのか
フジテレビ:フジテレビです。現在、国は1日当たり、入国者の制限について3500人までっていうふうに言っていたんですが、厚労省の実績を見ますと、20日月曜日の段階で6000人を超える入国者となっています。今日初めてオミクロン株の市中感染が都内で確認された中、この現象について知事はどのようにお考えでしょうか。 小池:一時、5000、そしてそれを、3500をめどにということを聞いております。これも水際対策で、蛇口をどれぐらい閉めるかという一番根本的な話だと思いますが、現実に入国しておられる方々の状況を見ますと6000人を超える日が、12月の20日ぐらいも6000人を超えてきている。そのあと4000人、3000人と、だいたいこれがピークなのかなとは思うんですけど、この辺のところはちょっと承知をしておりません。 すでに予約をしている人プラスなのか、そこも入れて3500なのか、実際に民間の航空会社の乗客数を絞るっていうのは、まさに国交省でやっておられることだとは思いますけれども、ぜひこの点も、現在、1人陽性者が出ると全部の同乗者の方々が濃厚接触になるということから、先ほどの宿泊療養への限度が各地で課題にもなっているところですが、私はできるだけこれは、先ほども濃厚接触者について、たまたま同じ飛行機に乗っていらした方が陽性になっておられる例を見ますと、そういったことをしっかりとやっていく必要があるんだろうと。 またそれを、せっかく日本に帰ってきた方が、お正月を過ごすために戻られたのにホテルに入らざるを得なくなったっていう話もちょっと聞いておりますので、申し訳ない思いではありますけれども、ここの感染症をいかにして抑えていくのか。その間に、先ほどの経口薬の話もそうでありますし、ワクチンの3回目もそうでありますし、時間稼ぎといえば時間稼ぎではありますが、でもその時間稼ぎこそが今重要なのであって、だからこの間に入手すべき経口薬、ワクチン、それを確実に入手していただきたい、そのように考えております。また、それは皆さんも同じ思いではないかなというふうに思っております。