小池都知事が記者会見12月4日(全文1)営業時間短縮は誰も望んでいない
東京都の小池百合子知事は4日、都庁で定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「小池都知事「飲食店への時短要請を長々とやるつもりはない」(2020年12月4日)」に対応しております。 【動画】小池都知事「飲食店への時短要請を長々とやるつもりはない」(2020年12月4日) ◇ ◇
11月21日に全国の女性首長の会合
小池:はい、それではよろしくお願いいたします。 毎日新聞:それでは小池知事の記者会見を始めます。よろしくお願いします。 小池:こんにちは。まず先々週ですけれども、11月21日に、女性の市長さんをはじめとする、首長を務めておられる全国の自治体が幾つかございます。その全国の自治体で構成するネットワーク、びじょネットと読んでいますけれども、これを開催いたしました。 その参加自治体のご当地品を集めましたのが、こちらのオンラインマルシェでありまして、実は今、私が装着しているこのマスクは、そのびじょネットオンラインマルシェから購入いたしまして、群馬県の安中市が出品されているもので、洗えるクールマスクということで、着け心地もなかなかいいところです。温泉由来のミネラル結晶体が繊維に含まれているとか、女性の首長さんがいろいろ工夫されておられるところ、みんなでネットワーク組んでやっていこうという、そういうふうなコンセプトでございます。 ほかにも食料品や雑貨など、非常に女性首長ならではの産品などもそろっておりますので、ぜひちょっとのぞいてみていただきたいと思います。12月20日まで開催しているマルシェです。ぜひご利用いただきたいと思います。
短期集中での取り組みが大変重要
さて、新型コロナウイルスの感染症対策についてでございます。昨日の重症者数はすでにお伝えしておりますように54人、そして新規陽性者数が500人を超えて533人、そしてその日の目安となりますのが3日前の検査実施件数であります。こちらが9226件ということでございます。 そしてそのうちの新規陽性者数、65歳以上の高齢者の方は89名ということで、モニタリングの結果として感染状況、一番上の赤、医療提供体制、上から2番目のオレンジ色ということであります。 専門家の先生方からは家庭内だけではありません、職場、施設、会食、さまざまな場面で感染するリスクは高まっていること、そしてコロナの患者のための医療、そして通常の医療、その両立が困難な状況が生じ始めているという、そのようなコメントもいただいて、厳重な警戒が必要だという認識の下で、これ以上の感染拡大を防ぐ。そのために都民、事業者、行政、一体となって短期集中で取り組みを進めていくということ。このことが大変重要であります。 都民の皆さま方にはできれば、できるだけ不要不急の外出を控えていただく。そしてあらゆる場面で手洗い、マスクの着用など、基本的な感染予防策、そして小まめな消毒、換気を徹底していただきたいと存じます。 そして重症化リスクの高い高齢者、基礎疾患のある方は外出はできるだけお控えいただいて、Go To トラベル、もっとTokyoの利用のほうも12月の17日まで自粛をお願いしたいと思います。また、こうした方々と同居するご家族の皆さまは、会食へのご参加もお避けいただくのが良かろうということであります。「防ごう重症化 守ろう高齢者」、このキーワード、これも続けてお伝えをしてまいります。 また、会食を行う際には「5つの小」と、それからやはりここの「こころづかい」ですね。医療従事者の皆さま方も非常にご苦労されていること、先日、4つ病院を回らせていただきました。それぞれが本当に頑張っていただいているということですし、このところ重症者の数もなんとか押さえていただいているというのも、現場の皆さんの踏ん張り、そしてまたこの間に培われた、大曲先生もおっしゃっておられましたように、この間にいろんな治療薬の扱いなど、そういった知見が蓄積もされてきているということで、もう本当に感謝あるのみ、「こころづかい」、その方々への負担が掛かるということを、「こころづかい」をお願いしたいということです。