【 静岡 50代夫婦 SUP“溺死”事故】死亡の理由は、『近づくなと言われた“場所”「 貯砂ダム(ちょさダム)」に 行ったコト!』 水の“高低差”が 原因か? 2人とも 大会に出場している 経験者。【接岨湖(せっそこ)】
これからSUPを始めようとしている人へ“切実なお願い”
近年、SUPがブームであると同時に、問題や事故も多発している。 関係各位に話を聞いているとき、SUPの関係団体から「お願い」されたことがある。 それは、「初めてSUPに乗る前に、“一度”でいいから、SUPのインストラクターに教わるなり、スクールに行って、キチンと講義を受けてから初めて欲しい」ということだ。 本誌は水上バイクの専門誌だが、「初心者ほど、無茶をする傾向が強い」と感じている。「大自然の怖さを知らない」のである。 それでも、水上バイクは小型船舶免許が必要なので、最低限の知識は持っているはずだ。 しかしSUPに免許は必要ないので、ボードを買ったその日から、水の上に出ることができる。 だからこそ、「いざというとき」の対処方法を知らないと大変危険だ。 せっかく世の中で「SUPに対する認知度」が高まっているのに、無謀な行動が悲惨な事故を招くことになる。 自分の安全のためにも最低限の知識を持ったうえで、安全にSUPを楽しんで欲しいと願っている。
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