「 最後にもう一度だけ…」50代バツイチ女が挑んだ婚活で20代男子に心酔。心も金も注ぎ込んだ果てに見た「残酷すぎる世界」
少子化が叫ばれる中、地方自治体が婚活事業に乗り出している。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう話す。 「自治体が主催する婚活パーティーがあるくらいですからね。東京都ではマッチングアプリも導入されました。こちらは100問ほどの質問に答えるとAIが相性がいいと判定した相手を選ぶシステムになっているそう」。 自治体が婚活に力をいれる世界線を誰が予想していたことだろう。 「自治体の人数は税収にもかかわりますからね。東京都のアプリはすでに利用が始まっています。登録料は1万1000円。都内在住・在勤・在学している18歳以上の独身の男女であれば誰でも登録ができるということです」。 今回は婚活市場の中では、不利になりがちなある50代女性に話を聞いた。 ---------------------------------------------------------------------
須藤涼子さん(仮名・52歳)は、保険会社に勤めている。入社からずっとこの業界だ。 「長くなりましたね。ここまで続けることになるとは思ってもみませんでしたけど…」。 28歳で職場結婚。すぐに娘を出産したが夫とは不仲になり、別居。 「娘が中学に上がる年に離婚が成立しました。夫はもちろん義両親との折り合いも非常に悪く、とにかく辛い結婚生活でした。私の実家は父が他界しており母だけなのですが、彼女はとても古い人間。離婚にはまるで理解を示してくれず、勘当同然。今もまだ生きていますがなかなか足が向きませんね」。 娘は24歳。ありがたいことに自立して家を出たそうだ。 「シングルマザーとしての荷がやっと降りた。そんなタイミングである友人と会って話した時のことでした。彼女は40代後半。バツイチ、シングルマザーと共通点が多く、たまに会って食事をする間柄です。そんな彼女からパートナーができたと報告があったんです。何より驚いたのはその年齢」。 ーついに彼氏できました!驚かないでよ。相手は…28歳なの。 「衝撃が走りましたね。そんなバカな!って。だって子供との方が年齢が近いんですから。でもその後、彼が登場して印象はガラリと変わりました。とにかく2人が仲睦まじくて、自然で。そんなに歳の差があるなんて思えなかったんです」。 そこで誘われたのが婚活だった。 「彼女は婚活パーティーに参加して、その彼と知り合ったんだそう。年齢を問わない相性重視と謳われたもので、個室ブースで1対1で全員の異性の方とのトークタイムを繰り広げるもの。2人の出会いの経緯、仲の良さを見ているうちにもしかしたら…そんな気持ちになってしまったんです」。 心の中に小さくあった「誰かに愛されたい」その気持ちに火がついたと涼子さんは話す。 「幸い娘も恋愛したらなんて言ってくれていて、すっかりその気になってしまったんだと思います。友人である彼女と彼と何度か食事をしたことも大きかった。そして申し込みをしました」。 3回目のパーティーで出会ったのが真司さんだ。
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